こんばんは
ご訪問頂きありがとうございます
今日は予定があり、外出していました。もちろんこれから仕事ですもうこれ、ルーティンになりつつあるなぁ
転院の話しは、今回がラストです。それではさっそく
喉に詰まっていた薬も無事に取り除け、父は転院先の病棟へと向かいました。バタバタしていて声をかけられないまま連れて行かれちゃって、ちょっと残念でしたが…
転院に関してはこちらからお読みいただけます。
父が病棟へ移動した後は、主治医や看護師、ソーシャルワーカーからの説明などの時間になりました。
すべて、前回入院した時と同じ方たちが担当して下さるということで、心強かったです。
まず、主治医から、現状を説明されました。
私たちのところに来る前に、父を診察して下さっていて、入院していた病院からの症状報告と併せての見解などを説明してくださいました。
父の現状は、正直、極めて厳しい状況だそうです。
ただ、療養病院の方では、父に生きようとする力がある限り、可能な限りのフォローをしてくださるということでした。
リハビリに関しても、体調を見ながら行なって下さり、嚥下機能が落ちないように、練習をしていきますと言ってくださいました。
実は、私たちが「父は今後、経口食は無理でしょうかなんとか父の希望である『美味しいものが食べたい』を叶えさせたいんですが」と聞いてみたんです。
主治医は、最後の最後まで、可能ならば口から味のあるものを食べさせたいという考えのようで、
「もちろん、それを考えていて、そのために嚥下機能が落ちないようにしていきたいと思います」
とおっしゃってくださいました。
本当に感謝しかありません。前回入院した時とは、やはり状況が違い、今回は本当に退院は難しそうですが、だとしたら父にとっての残りの人生を可能な限り「いい人生だった」と思ってもらえるように、私たちに出来ることをしていきたいと思いました。
主治医からの説明後、看護師から、説明があり、その後、ソーシャルワーカーからの説明と続きます。
ワーカーさんは、今後のことの決定の話しでした。
つまり、
・延命治療を希望するかしないか
ということ。
これは前回の入院の時にもあったことです。そして、前回は父もまだ意識がはっきりしていたので「延命治療は希望しない」という父の希望を尊重し、私たちもそれに同意し、書類にサインしました。
今回は、父の希望を聞けていなかったため、同意書へのサインは、父に聞いてもらって、父の希望が私たちの希望だと伝えてきました。
後日、父の様子を見てワーカーさんが父に聞いてくれるそうです。
もし、父からの希望が聞けない場合は、こちらに連絡してくれて、私たちの希望として同意書を作成する。父から希望が聞けても父が署名できない場合は、ワーカーさんが代筆で同意書を作成するということを決めてきました。
そして、今回は、多少コロナの影響が緩和されたのか、面会も月に一度できるようになっていました。
ただし、条件があり、
”ワクチン接種3回が済んでいる方のみ”
だったんです。
私たちは姉も私も2回目までしか済んでいません。理由は簡単。「動けなくなるわけにはいかない現状だから」なんですが、3回接種していないと父には逢えないようです。
困った…
でもその場合、LINEのカメラ電話でのリモート面会は出来るそうです。こちらは月に2回できるということでした。
ただ、父の場合、耳が遠いので、出来れば逢いに来てもらった方がいいということも言われました。
困った…
マジで、今、動けなくなるわけにはいかない私(理由は、近いうちにこちらでも書きたいと思っています)
出来れば、私たちが3回目の接種するまでは、生きていてほしいと願うばかりです。
今回の、転院に関してのブログはこれで最終回です。
結局、2回では終わりませんでしたね
同じような環境の読者様への参考になればと思い、書かせていただきました。
今までの経緯はこちらからお読みいただけます。
そして、夕方。
私が外出先から帰宅すると、姉からLINEが届いていました。運転中だったので気付かなかったのですが、姉からのラインは9分前となっていたので、そこまで長く放置したわけではなかったのが幸いでした。
内容は…
父の酸素量が低下し、MAXまで入れてくださったのですが、それでも数値はあまり上がらなかったということです。
連絡をくれたのは主治医が直接だったそうです。
「今後も、電話にはすぐに出られるようにしていてください」
一通り父の状態を説明した後、主治医は姉にそう告げたそうです。
これは…いわゆる…そういう事なんでしょうね
父は、今年の8月で89歳になります。出来れば90歳まで生きてほしいと願っていたのですが、今は、
「どうか誕生日までは、生きていて」
と願うばかりです。
回復を願っていましたが、現状を聞くとそれはかなり難しそうです。なので、せめて1日でも長く生きていてほしいと思っています。そして、出来れば、苦しい状態で生きているのではなく、出来る限り苦しくない状態で生きていてほしいと。
母に、
「もう少しだけ父を連れて行くのを待っていて」
と願わずにはいられません。
【今日の感謝】
「父の急変に対応して下さった主治医はじめスタッフの皆さんに、ありがとうございました」