プロ作家へGO!! -25ページ目

プロ作家へGO!!

目標のプロ作家になるまでのスキルアップの過程をひたすら綴り続けるブログ。

プロ作家へGO!!

課題の「湖」、
こんな人間いるかー?
とか、迷いながらも校了ということでプリントアウト。
明日提出します。

なーんか、しっくりこなかったなあ。。。
これでいいんだろうか?
非常に不安が残ります。

最近は以前と比べると
人間の心情のゆらぎみたいなものを
描けるよう意識している自分がいるんですが、
それってかなり繊細な描写を求められるよね?
異常に難しく感じる。

特にここに来てセリフに悩み始めています。
適切な表現が見つからなかったり、
どういう口調でしゃべらせればいいかが分からなかったり。
たぶん自分の中でキャラが確立できてないからだよね。

シナリオ書き始めて数ヶ月たつけど、
スキルアップの踊り場にきたような感じだ。


そして懸念材料を抱えたシナリオを
みんなの前で読むのはめちゃ怖い。

明日は「窓」の読みだけど、
これも真面目な恋愛ものに挑戦しちゃったので、
読んで自分で寒くならないか不安。

自分とシナリオを切り離して
あくまで客観的に見る意識を持つべきだな。

課題「軽井沢」に苦しめられています。
というか、ネタを整理してみようという気にもならない。

この課題の何がイヤって
「よし、シナリオ書くぞ」って気分になれないところがイヤ。

多分それは取材への拒否反応なのかもしれない。
取材とか、マジ面倒くせー。

でもなんかで読んだけど、
取材やら箱書きやら執筆前の下準備にかける時間と、
実際の執筆にかける時間、
素人は3:7でプロは7:3になるって。

これ言いえて妙ですね。
書く前のひたすらネタ出ししたり構成練る時間ってちょっと耐え難いものがあるし。
そんなんすっとばして書き始められたどんなに楽かって思う。

でもだからこそ素材集めとか取材とか重要で、
そういうプロセスを地道に積み重ねてこそ
作品にリアリティが出るんだと思う。
そしてそれが作者の持つオリジナリティに
つながっていくんだと思う。

この課題で求められているのは
きちんとした取材をして、そのプロセスを通して
自分なりのシナリオを書く「経験」を積むことなのかもしれない。


あ、なんかこの文章書いてたら自分で納得できたよ。
ちょっとやる気出てきた。おっしゃー!

少女には向かない職業 (創元推理文庫)/桜庭 一樹
★★★☆☆

桜庭一樹さん二作目。
読みやすいし、面白かった……
面白かったんだけど、ちょっと期待はずれだった。

おしゃべりでグループのお笑い専門を自負する葵、
でも本当はみんなにどう思われてるのか不安で、
家庭内に抱える事情もみんなに引かれるんじゃないかと打ち明けられなくて……
ときどきバトルモードに入るように切れやすい、
といった心に弱さを抱える少女が主人公。

サブキャラの宮乃下静香。
学校では目立たない図書委員、
でも外ではゴスロリスタイルに身を包んでなんか怪しげ。
葵にむちゃくちゃな殺人計画を持ちかける……

この二人の少女の絡みを軸に物語が進んでいくんですが、
なんか二人のやり取りもそんなに多くなかったし、
会話以上に関係が深まった感じもしなかったんだよなあ。

ラスト、静香が「葵の気を引きたかった」と
告白するくだりなんかはぐっときたけど、
(こういう「誤解テク」は使えますね)
個人的には前回読んだ「砂糖菓子の弾丸~」以上のものを期待していたので、
いまいちストーリーに引き込まれなかった自分に困惑気味です。

少女には向かない「職業」って?
まあ作者独特の比喩表現なんだけど
職業じゃねえし、とか素で突っ込んでしまった。

「原始人」とか? 出てくるレトリックが今一つピンとこなくて、
それってこの小説の世界に自分が入り込めなかったんだろうなあ。

まあ逆に安心したというか、
毎回「砂糖菓子」並みに感情揺さぶられてたら
悶え死にしてしまいそうなのでよしとするか。


去年(22回)のヤンシナ大賞作
「さよならロビンソンクルーソー」を読んだぞ。

むむむむ、さすが。
ありがちな場面設定からドラマをしっかり描き出していますね。

以下、ネタバレになるんだけども……

見返りなんかなくても、愛する人と一緒に幸せになれればいい、
とかいいながら恋人の借金を肩代わりしたり、
ゴミ収集のつらい仕事やバイトかけもちなんかもして
文句もいわず苦難を受け入れていく主人公の姿を
淡々と描写していくんですね、
お前どんだけお人好しなん、っていう。

で、ラストで見事にひっくり返る。

慶介N「見返りはいらない。そう言って僕は、ずっと求めていた。
……僕は美也に愛されたかった。助けたぶん、お金のぶん、
同じだけ僕は……愛されたかったんだ」

前半でいい人ぶりをアホかというくらい描いてあるんで
この本音がドカンと響きますよね。

うまいなあ。
日常からテーマを切り出してくる視点がうまい。

導入から主人公のナレーションで物語が進んでいくんだけど、
このラストに落とすために使ったのかな?
たしかに効果的な使い方だよなあ。

たぶん他にもうまいとこいろいろあっての受賞なんだろうけど、
そこまで見る目はまだ僕にはない。
サブキャラのハナは生きいきしてて良かった。

にしてもタイトル、ちょっと内容と遠すぎないか?
そもそも「無人島」自体が連想なのに、そっからまた連想してる!
ちょっとびっくりしたぞ。
リトル・ミス・サンシャイン [DVD]/アビゲイル・ブレスリン,グレッグ・キニア,ポール・ダノ
★★★☆☆

2006年にアカデミー脚本賞を取った映画だそうです。
雑誌「ドラマ」で柏田先生がこの映画で
ハリウッド三幕構成を解説していたので
どれどれと観てみました。

まあまあ笑わせてまあまあ泣かせる
お手本のような脚本でした。

娘とともにミスコン会場を目指す道のりの中で
挫折を味わいながら再生していく家族の物語。

典型的なロードムービーですね。
黄色いボロのワゴン車でミスコン会場を目指すんですが、
途中で壊れてみんなで押さないと走り出さない。
これが家族の結束を強くしていく小道具として
うまく使われていましたね。

キャラも立ってました。
でもこれ誰が主人公なんだろ? 父? 娘?
家族全員に公平にスポットが当たってる感じ。
こういうのもありなのね?

しかし何よりラストがいい意味でヘボすぎ。
よくこんなクライマックスにしたなーって感じ。