癒やしだけの存在じゃない | しちふくのひとやすみ

しちふくのひとやすみ

獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

動物に癒やされる

という言葉をよく耳にします。


動物は可愛いしねーハート


触るとあったかくて

ふわふわしてる。


打算なく素直に愛情を示してくれる。


こちらの心が愛で満たされて

幸せになる。


本当に究極の癒やしの存在です。





でも、動物たちは

癒やしだけの存在ではありません。


ごはんをあげなきゃいけない。


ウンチやおしっこもします。


粗相をすることもあります。


いたずらもします。


ティシュペーパーやクッションの中身が

部屋中に散乱していることもあります。


壁、柱、家具、家財などが

破壊されることもあります。


噛まれたり引っかかれたり

することもありますピリピリ



ごはん、おやつ、おもちゃ、

トリミング、病院などなど

お金もかかります。


病気になれば

薬を飲ませたり

療法食を買ってきたり。。。


お金はかかるし、

時間もかかるし、

何より心配でたまらなくなります。


ごはんを食べたがらない子に

無理に食べさせるのか?

食べるまで様子を見るのか?

悩みます。



食べたがらない子に食べさせるのは

本当に大変です。


薬を飲ませたり、家で皮下点滴したり、

できない人も多いです。



旅行の制限もあります。


旅行に連れて行くのか、

ホテルなどに預けるのか、

シッターさんに来てもらうのか?


そして災害のとき、

避難はどうするか?





また、15歳過ぎまで生きる子も

珍しくありません。


20歳過ぎる子だっています。


動物と暮らし始める時、

15年後の自分まで

考えているでしょうか?


15年後の自分の仕事や収入、

家族関係、

そして体力!


モフモフさんの介護のために

夜も2時間おきに

世話をしている人もいます。


睡眠時間を削って世話をして

昼間は通常通り仕事するのは

体力勝負になってきます。


大型犬だと褥瘡防止のために

寝返りさせるために

飼い主さんの腰や手首が

悲鳴を上げることもあります。


私も柴犬コロンの介護をしていた頃、

帰宅するとコロンがケージの中で

ウンチまみれになってることが

何度もありました。


そんなときは

まずコロンとケージを洗って乾かして

それから猫たちの世話をして

人間の夕食の支度は

それらが全部終わってからでした。

猫たちはコロンの世話が終わるまで

じっと待っていました


愛しのコロン(お空組5年生)



動物と暮らすということは

動物の命に責任を持つということです。


命を預かる覚悟が必要になります。



でも、モフモフたちは

お世話の大変さを補って余りある

心からの愛をくれる存在です。


何より大切な宝物です。


心が愛で満たされて幸せになります。


だから、

どんなに大変でも

モフモフたちと暮らすのは

止められないんだなぁ愛飛び出すハート




あしあと




流星ブランさんが私の記事をまとめて

リンク集を作ってくださいました。



流星ブランさん、
ありがとうございました🙇


今日も皆さまが穏やかな
ほっこりした気持ちで過ごせるよう
祈っていますハート