オンラインのセミナーを受けました。
獣医の整形外科関係のお勉強です。
講師の先生の肩書は「手術屋」
素晴らしい経歴の先生です。
手術の腕はもちろん超一流。
手術専門なので自分の病院は持たず
要請のあった動物病院に行って
難しい手術をして
手術が終わったら帰っちゃう獣医師です。
風のように現れて
神のような手で手術して
また風のように去っていく。
相当な腕がないとできません。
セミナーの内容もわかりやすく
とても勉強になりました。
「手術屋」獣医師は
必要な存在だと思います。
でも、悪い言い方をすれば
手術するだけなんだよね。
そんな大きな手術を受けるとなれば
動物さんへの負担も大きいし
飼い主さんにも覚悟が要るでしょう。
術後のケアも手間がかかります。
多分、手術屋先生は、
手術前後の日々のケアはしない。
そういうことは手術屋先生でなくても
かかりつけ獣医師ができるから。
役割分担よね。
私は動物さんや飼い主さんの
心と身体に寄り添う方をしたいです。
動物たちの身体が
少しでも楽に過ごせるように。。
飼い主さんの迷いや苦しみが
少しでも軽くなるように。。
先日、ある飼い主さんから
ピリカで診療を受けるようになって
この子の状態についての捉え方が変わり
気持ちが楽になりました
と言われました。
その子はヘルニアで足がフラフラ。
以前は気力がなく、
一日ぼんやりと過ごしていたけれど
最近は眼力が強くなり
活気を取り戻して
家の中を歩き回っているそうです。
飼い主さんも
初めて会ったときは
眉間にシワが寄っていたけれど、
今では穏やかな微笑みを浮かべています。
少しはお役に立ててるのかな
セミナーを受けようと
パソコンを開いたら
スリスリし始めたひかり
本日も、皆さまが本穏やかな
ほっこりした気持ちで過ごせるよう
祈っています
