ドイツ自然療法☆6月の特別診療終了 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

ピリカメディカルサロンのドイツ自然療法。

先週末、2日間にわたり
ドイツ在住の日本人獣医師クレス聖美先生の
特別診療が行われました。


2日間ずっと診療のお手伝いを
させていただきました。

いやー、勉強になりました。

自然療法薬の使い方とかの勉強は
もちろんなのですが、
ドイツと日本では医療に対する考え方が
大きく異なります。

クレス先生はドイツでは自然療法だけを
やっている訳ではないのです。

必要に応じて抗生物質やステロイドも使うし
手術もやっているそうです。

でも、ステロイドは滅多に使わない。

抗生物質は必要に応じて
ちょっぴり使うだけで、
多くは自然療法の薬だそうです。

約40年前、
クレス先生がドイツで診療を始めた頃には
すでに病院の薬棚に抗生物質と自然療法薬が
一緒に並べられていて、
一本目の注射は抗生物質、
二本目は自然療法薬などという使い方が
定着していたそうです。

最初の頃、クレス先生は何の薬か分からずに
指導獣医師の言うままに注射をしていて、
あまりに効果が高いので何の薬か調べたら
自然療法薬ということが分かったそうです。

それから自然療法薬のセミナーに出たり
文献を読んだりして勉強したそうです。


自然療法薬の中でも、
もっとも効果が高いのは組織細胞剤です。

これまで組織細胞剤は幹細胞移植に近い
と説明してきましたが、
今回のクレス先生の説明によると、
細胞レベルでの臓器移植と考えることもできるようです。

日本でドイツ自然療法というと
ホモトキシコロジーが有名ですが、
クレス先生の感覚では
組織細胞剤がメインの治療で
ホモトキシコロジーは補助的な治療になる
そうです。

私自身もこれまでホモトキシコロジーも
使ってきましたが、
身体に働きかける力は
組織細胞剤のほうが圧倒的に強いです。

組織細胞剤は動物細胞から作られているので
動物の身体の奥底に力強く働きかけます。

組織細胞剤の力強い効果を
目の当たりにして驚きの連続です。


わんわん   にゃー   わんわん   にゃー   わんわん


クレス先生は「動物を見なさい」と言います。

動物のやる気や目力などの全体的な元気さを
大切にしなさい、ということですわんわんにゃー

日本では検査結果の数値ばかりを重要視して、
検査結果が基準値から外れていると
すぐに内服薬を処方されることが多いです。

動物たちの元気さなどは二の次で、
検査結果の数値を最重要視します。

日本の獣医師は、飼い主さんに
「このまま何もしなかったら
 いつ突然死するか分かりませんよ」
などと話して内服薬を始めさせます。

診療に訪れた動物たちが服用している
薬のリストを見て、
薬の種類の多さにクレス先生は
呆れかえっていました。

ドイツでは動物たちの元気さを
重要視するそうです。

検索結果が基準値を少しくらい外れていても
西洋医学の内服薬を処方することは
ほとんどないそうです。

そういうときは自然療法薬を使うそうです。

ドイツには西洋医学の薬局方のほかに
自然療法薬の薬局方もありますから、
医薬品として認められた自然療法薬が
第一選択になるそうです。

ドイツではステロイドや抗生物質などは
時代遅れの古い治療法と考えられるそうです。

薬局方で認められている、
科学的根拠のある自然療法薬が
最先端の医療と考えられるそうです。


日本でも、自然療法が
科学的根拠のある最先端の医療と
認められる日が来ることを願っていますハート


次回のクレス先生の特別診療は
8月の予定です。

詳しい日程が決まったら、
改めてお知らせします。

クレス先生の診療に日程の合わない方は
ピリカの獣医師が診察して
組織細胞剤の投与を行いますので、
お気軽にご相談くださいおじぎ

 




 

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