コロンが旅立って6日経ちました
あまりに突然だったので、
呆気にとられています。
獣医という職業柄、
動物さんの死に立ち会ったことは
何度もあります。
一つ一つの別れは
辛く悲しいものですが、
悲しみを引きずらないように
感情をコントロールすることはできます。
いつも心をニュートラルにしておく
精神的な訓練もしています。
3年前にみなみが旅立った時も
その1時間後には
ワンコさんの鍼灸治療をしました。
そのワンコさんとご家族にとっては
大切な治療の時間です。
自分の個人的な感情に左右されないよう
冷静に診療させていただきました。
私は寿命というものは
本人が神さまと相談して
決めてきたものだと思っています。
どんな医療を受けていたとしても
受けていなかったとしても、
コロンがここで旅立つことは
変わらなかったと思います。
家族の在り方とか、
受けた医療などによって、
最期の日々の生活の質は
変わってくると思います。
コロンが前庭疾患で倒れてから
約1年たちます。
コロンが最期の日々を
穏やかに安らかに過ごし、
苦しまずに旅立ったことは
理想の最期の迎え方だと思います。
感情のコントロールはできるつもりでしたが、
火葬場でコロンの肉体とお別れするときは
涙が止まりませんでした。
先日、柴犬さんの治療をさせていただきました。
鍼を打つ前にマッサージをしていたら、
柴犬さんのあの顔つき、
柴犬さんのお目目、
柴犬さん独特の毛の手触り・・・
ダメですね。
涙がポロポロ流れて止まりませんでした
ちょっとした隙に、
感情をコントロールしきれなくなるようです。
感情を100％コントロール出来たら
肉体を持った人間である
醍醐味がなくなってしまうかもしれませんね。
喜んだり
悲しんだり
怒ったり
笑ったり
いろんな感情を経験することができるのも
この肉体の中にいるからこそかもしれません。
色んな感情を経験したいと思います。
でも、感情に流されすぎないように
気を付けます
コロンの写真を見ていたら、
コロンだけの写真や
コロンと猫たちとの写真はあるのですが
コロンと私が一緒に写っている写真が
ほとんどありませんでした。
やっと見つけたのがこれです。
家の子とご自身が一緒にいる写真も
撮っておくほうが良いと思います。
記念にもなりますし、
災害などで迷子になった時も
役立ちます。
是非、一緒にいる写真も撮ってみてください
