脊髄軟化症疑いから復活したイチローさん | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
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イチローさんは15歳のダックスフンドさんですミニチュアダックス

 
以前から心臓の持病があり、心臓の薬を飲んでいました。
 
今年の1月2日
後肢がふらつくようになる。
 
1月4日
かかりつけ動物病院を受診。
椎間板ヘルニアの可能性が高いとの診断。
心臓病と高齢ため全身麻酔でのMRI検査は回避。
ステロイドとビタミン剤の内服開始。
 
1月5日
自力で立ち上がることができなくなる。
 
1月6日
ピリカメディカルサロン東洋医学科を初受診。
マッサージと鍼灸治療を開始。
漢方薬の処方は無し。
 
1月9日
2回目の鍼灸治療。
来院時は意識レベルが低く、ほぼ昏睡状態。
何回か痙攣したとのこと。
マッサージと鍼灸治療を行う。
 
キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ
 
イチローさんの症状から進行性脊髄軟化症の可能性が疑われました。
 
進行性脊髄軟化症とは:
椎間板ヘルニアなどで脊髄が強く障害されると、脊髄の融解壊死が起る事があります。
ごく稀に、この融解壊死が進行し続ける事があり、これを進行性脊髄軟化症といいます。
病状が急激に進行し、発症から1週間ほどで亡くなる可能性の高い病気です。

 

 
飼い主様に進行性脊髄軟化症の可能性をお話しすると、かかりつけ動物病院からも同様の説明を受けたとのことでした。
 
 
飼い主様は5日後の1月14日に鍼灸治療の予約をして帰って行かれました。
 
進行性脊髄軟化症は発症から1週間ほどの命と言われています。
 
発症から12日目になる1月14日にイチローさんが来院される可能性は低いと思われました。
 
しかし、1月14日になっても診療キャンセルの連絡はありませんでした。
 
そして・・・
 
1月14日  イチローさん来院
自分で立って歩いている。
自分でトイレに行くこともある。
以前と同じくらいよく食べる。
 
マッサージと鍼灸治療を行う。
治療中も頭を上げて周りを見回したり、立ったりする。
 
キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ
 
なんと、イチローさんは昏睡状態から復活しましたビックリマーク
 
イチローさんの飼い主さまによると、1月9日の鍼灸治療からの帰りの車の中でイチローさんの眼に力が入り始め、そこから元気になってきたのだそうです。
 
飼い主さまご本人が
「イチローは三途の川のほとりから帰ってきました」
と仰っていました。
 
キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ 
 
2月3日
自分で歩いている。
自分でトイレに行って排尿・排便する。
食欲は発症前と同じくらい良く食べる。
 
≪2月3日の鍼灸治療中のイチローさん≫

 
頭のてっぺんにお灸が載っていますメラメラ
 
キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ
 
イチローさんは心臓病と高齢のため全身麻酔をかけてのMRI検査をしていないため、本当に脊髄軟化症だったのか分かりません。
 
ほぼ昏睡状態で痙攣も起こっていたのは事実です。
 
脊髄軟化症を強く疑っていた かかりつけ動物病院の獣医師はとても驚いているそうです。
 
イチローさんは鍼灸治療だけでなくステロイドの内服も続けていたので、マッサージと鍼灸治療だけで良くなったのかどうかは定かではありません。
 
もちろん、マッサージや鍼灸治療の間、ずっとエネルギーヒーリングをしていますキラキラ
 
いろんな要因が重なって、イチローさんが元気になったのだと思います。
 
 
ますます元気になれるよう、これからもイチローさんに寄り添った治療をしていきたいと思います。
 
 
ブログ掲載を快諾してくださったイチローさんの飼い主様、ありがとうございましたおじぎありがと