12月のフロリダ研修の続きです
片道約13時間の空の旅でフロリダのオーランド空港に着いたものの、研修参加者5名のうち3名分のスーツケースを空港で受け取ることができませんでした
そのうち2個のスーツケースは、その日のうちにホテルに届けてもらって受け取ることができました。
しかし静岡先生のスーツケースは、届けに来た車の中に入っていたのに、お使い気分のテキトー兄ちゃんたち
が「届ける責任」を果たさずに持ち帰ってしまいました
翌日も同じホテルに泊まりました
次の早朝には高速道路を移動して2時間ほど離れたChi Institute に行かなければなりません
その日のうちにスーツケースを受け取れないと大変なことになります
コニー先生のクリニックでの実習を終えてホテルに戻ると、静岡先生が「またスーツケースを持って帰られたら困るから、荷物が届くまでロビーで待つ それに、また昨日の兄ちゃんたちがきたら文句を言わないと気が済まない
」と言い出しました。
しかし、静岡先生は昨日テキトー兄ちゃんたちが来たときに入浴中だったため、テキトー兄ちゃんたちに会っていないから顔がわかりません。
しかも静岡先生は女性ですから、女性がホテルのロビーに長時間一人でいるのは危険です
しちふくはテキトー兄ちゃんたちの顔がわかるので、静岡先生と一緒にロビーで待つことにしました。
といっても、ぼんやりと時を過ごしている時間はありません。
数日後に迫った「獣医鍼灸師
」の最終試験のために二人とも勉強しながら待っていました
1時間半ほどたってから、ひとりの男性が静岡先生のスーツケースを持ってやって来ました
その男性はテキトー兄ちゃんたちとは似ても似つかない、ちょっとぽっちゃりした中年男性でした。
そして、とても『腰の低い』人でした
私たちが近づいていったら、「荷物が遅くなって申し訳ありませんでした」と謝ってくれました
おそらく、荷物のことでお客さんともめたときはこの男性が届けに行くことになっているのだろうな思いました。
ま、テキトー兄ちゃんたちの尻拭い役ですね
大変なお役目でご苦労なことだと思いました(;^_^A
こうしてフロリダに着いて2日目の夜、やっと静岡先生の手元にスーツケースが届けられたのでした
「テキトー兄ちゃんたちが来たら文句を言ってやる」 と息巻いていた静岡先生はちょっと拍子抜けしたようでしたが、やっと荷物が届いて安心しました
フロリダ道中記の次回はコニー先生を紹介します