「妖怪探偵・百目1⃣朱塗の街」上田早夕里 | のほほんDiary

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ずいぶん前からストックしてあったんだけど、やっと読んだ。

上田さんの短編集に収録されてた、この1巻の前の話を読んだのはもうだいぶ前で、いろいろ忘れてるはず…と思ったけど、意外と覚えていてすんなり読めた。

 

内容紹介(「BOOK」データベースより)

絶世の美女にして全身に百の眼を持つ妖怪・百目。彼女の探偵事務所は、妖怪と人間が共存する“真朱の街”にある。請け負う事件は、すべて妖怪がらみ。依頼人は、報酬を自分の寿命で払うのが決まりだ。助手の相良邦雄は、時々百目に寿命を吸われつつ、事件解決にこき使われる日々を送るのだが…。数多のもののけたちが跳梁跋扈する、妖怪ハードボイルド第一弾!

 

 

 

 

 

 

この内容は、上田さんの著作の中では異例なような気がする。

でもこれがなかなかおもしろくて、なんで早く読まなかったんか、私!

それにしても、未だかつて「百目(百目鬼)」という妖怪をこんな美しい女性として登場させた話があっただろうかびっくり

まあ全身に百の目があるから、全部の目を開けばそこそこ気持ち悪いんだろうけども。

普段は人工皮膚で隠してるの。

 

妖怪を有無を言わさず消滅させている陰陽師の播磨と妖怪たちの戦いが今後激しくなっていきそう。

普通の人間ながら百目の助手をしている相良の寿命はいつまでもつのか?!

 

早く続き読みたい。