8月9日は長崎原爆の日でした。
毎年この日の11時2分には黙祷をし、平和な世界を築いていきますとの決意を新たにします。
今年心に残ったのは、テレビに出られていた80代の高齢の被爆者の方が耳が遠くなられてきていて、すぐ隣でアナウンサーの方が質問されても聞き返す場面があり、この方もお年なんだと思ったこと。
そして、その方が知人に描いてもらったという被爆後の惨状の絵も紹介され、たくさんの人が皆裸同然で、救援の列車を待っているという場面。
空は赤く、水が欲しいと言われ、あげたら死んでしまったと言われていました。
また、平和祈念式典で被爆者代表として話された山脇さんの体験が、心に残りました。
ご兄弟でお父様の遺骨を焼いて拾うときに、半焼けの脳が流れ出し、恐怖で逃げ出してしまったという、とてもつらい体験をされました。
（山脇さんのことを元NHKおかあさんといっしょの歌のお兄さん、横山だいすけさんがブログにも記してくださいました
だいすけお兄さん、ありがとうございます！）
何十万というたくさんの苦しみが、長崎の地にあふれ返りました。
被爆者の方たちは、言葉にできないくらいのつらい体験を語りながら、もう二度とこんなことは起こさないで、という思いを、私たちに伝えてくださっています。
3月末で、被爆者手帳を持つ方の平均年齢は82.65歳に達したそうです。
長崎のニュースを見ていても、被爆者の方は年々亡くなっておられます。
それを考えると、今、実際に被爆の惨状を見た方からの体験が聞けるのは、あとわずかだと思います。
そんな思いを持ちながら、被爆者で、たまに長崎のニュースに出られる、私が小学一年生のときの担任の先生が8月9日、またテレビに出られないかと探していました。
（以前、出られたことがあったので）
が、今年は出られておらずに残念でした。
（ザッピングしながらみていました）
そういえば以前ツイッターで先生の情報があったな、と調べてみると、なんと、今日（8月9日）の夜開催される、長崎市でのトーク&ライブに出演されるとの情報を目にしました。
去年のこの日、諫早で同じイベントが開催されていたらしいのですが、私は知らずに参加できませんでした。
よし、長崎市に行こう！と、問い合わせ先に電話をし、家族に了解を取り、諫早駅からJRに乗り、夜7時からのトーク&ライブにかけつけました。
その2へ続く
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