一年に一度、
会社で健康診断が行われる。

僕は中学生以来、
健康診断は無事通過している。

だが多くの先輩は
身体に脂質という栄養を貯えている方がいる。



その中でもW先輩は
その体系の関係で
毎年『血圧測定』で引っかかっていた。


本人はその事をとても気にしてか…
血圧検査の直前になると、、、



「フゥーーー!!」

「フゥーーー!!」

「フゥーーー!!」

と、右腕に向かって必死に息を吹きかけていた。


気になってW先輩に

俺 「W先輩??何やってるんですか??」

と聞いた。

するとW先輩は


W先輩「血圧下げてるに決まってるだろ!」

「フゥーーー!!」



俺「…………」


俺「頑張って下さい!!………ブフゥッ!(笑)」



あまりにもおかしくて
最後吹いてしまった(笑)


腕に息を吹きかけて
血圧下がるなんて聞いたことない!

部分的に体温下げるわけじゃあるまいし!!


下手したら、あそこまで必死に息してると
逆に血圧上がるぞ(爆笑)


まぁ
とにかく遠くで見守っていた…

そしてW先輩が血圧を計る順番…


看護師さんが不意にW先輩の左腕に血圧機を巻きだした。


遠くに居たので声は聞き取れなかったが…


何か必死に右腕を指差すW先輩…



さっき血圧下げる為に必死にフゥーフゥーした右腕じゃなくて
左腕に機械を取り付けられたから駄々をコネているようだ(笑)

W先輩!駄々コネるとか、いくつだよ!!


同期と遠くで爆笑していた。

体調、体系管理も仕事のうちですよね(笑)
先輩「オイッ!なんか臭くないか?」


俺「そうですか?」


先輩の隣にいる、慶應ボーイ同期Kが
「確かに何か腐ってるような…生ゴミの臭いがしますね」


その近くにいた「七割増しの後輩S」は
「そうですか?僕はあまり感じないですけど…」



衛星的にも、気分的にも良くないので
皆で臭いの原因を探し出した。


冷蔵庫や棚の隙間、
排水溝など徹底的に臭いを嗅ぎまくった。


一応
みんな臭覚のプロである。

大概の原因のモノはすぐに見つかるのだが…


何故か今回に限って

「所々で臭う…」


そして
「臭いが消える…」


臭いの原因物以前に
臭いが転々としているのだ


ところが突然同期Kが
「多分空調機が原因ですよ!」
と言った。

そして脚立を持ってきて天井の所々にある
空調機の穴を確認する事にした。


七割増しの後輩Sが脚立を持ってきて
登って確認してみた。




『くぅっーーーさぁーーーー!!!』

((((;゜Д゜))))




急な激臭に叫んだ!!



だが
叫んだのは脚立に登って空調機の穴を嗅いでいる
後輩Sではなく、


その脚立を支えている、同期Kだった!!!



激臭の腐った生ゴミの原因は…

後輩Sの足の臭いだったのだ。


後輩S「先輩!それは言い過ぎですって!(笑)」


笑っている後輩Sを尻目に
半泣きの同期K…



これはガチだ…



ザザザザッーー


先輩も含め皆が
後輩Sから後ずさりする…


先輩「オイッ!動くな!!」

後輩S「え?!」


先輩「下手に動いたら、即刻Kがお前をしばきに行く!抵抗は止めろ!!」


同期K「何で僕なんですか!!!?」

必死に嫌がる同期K!!!


そんな同期Kの話など聞かず
後輩Sに指示を出す。

先輩「Sっ!!お前はゆっくり脚立から降りて、周りの空気を汚さぬよう、すみやかに呂場へ行って、その危険物を処理するんだ!!」



なんで先輩、
危険物処理班みたいな話し方してるんだよ!!!


完全に楽しんでるやん(;゚д゚)


こんな厨房らしからぬ
お茶目な日もありました。


だが、
あの足は本当に臭かった!!!
※やっぱりめちゃくちゃ料理の世界「海苔のおつかい…前編」の続きです。
 

俺「すみません。店長さ……」


(;゚д゚)

………………………………………………………………………はぃっ??



警備員が4人ほど居ますが……



完全に俺怪しまれてるよーーーヽ(;▽;)ノ


俺「店長さん!!!今、いつもの人来ますので!!ちょっと待って下さい!!!」


もう、必死の俺………


店から5分で着くから、N先輩は直ぐ来てくれる!!






そう信じてた………







5分経過……




あれ?








10分経過……




(;゚д゚)??

先輩来ないやん!!
何しとんじゃい?!


N先輩に再び電話を掛けた!

N先輩「もしもし?お前どこいるんだよ?」



俺「それはこっちのセリフですよ!!こんな危機的状況で待ってるんですから!!」


N先輩「え?!危機的状況??俺5分前から高島屋に居るぞ?!
お前おちょくってるのかぁ??!!(怒)」


え?!

周りを見渡しても
警備員さんと店長しか居ない!


俺「どこですか?!!僕ちゃんと高島屋の海苔屋にいますよ!!」


N先輩「はぁ??俺だって今高島屋海苔屋の店長さんと話してるよ!!」


俺「え?!
海苔屋の店長さんは激オコ状態で僕を睨みつけてますよ!!先輩誰と話してるんですかぁ!!??」



N先輩「…お前…今どんな状況だよ?」


俺「だから!!!
『銀座の高島屋の地下の海苔屋』
で万引きの疑いにかけられてるんです!!!」


N先輩が少し黙った後…
話だした。



N先輩「…お前…。築地市場の中に、

『高島屋海苔屋』

って言う海苔の専門店あるの知ってるか??」


俺「え??知らないですよ!!行ったこと無いですから!!
それより………」





俺「………え??……」






俺「……築地市場の中に『高島屋』って言う海苔屋があるんですか??」



N先輩「……うん……(笑)」



えぇーーーーーーーーーー!!!
((((;゜Д゜))))


何ちゅう紛らわしい名前の海苔屋なんだよ!!!

じゃぁこの店…

うちの店も知らない…

俺の事も…

先輩の事も…



って事は、

完全に俺万引き未遂やん(;゚д゚)


俺「N先輩!!ひとまず銀座のデパートの高島屋の海苔屋まできて下さい!!!」


……………………………………………


警備員さんや店長さん、周りのお客さんの視線が痛い…


俺悪い事してないのに…



その後
N先輩を交えて話し合い、お店の方に納得して頂いた。




誰にでも、いつでも起こり得る勘違い。

何かを相手に教えるとき、
伝えた相手が本当に理解しているか?

勝手に自分の気持ちが伝わっていると
思いこんでいないか?

教えることの難しさを改めて考えさせられました。