言葉って・・・時には人を励ますし、元気を与えてくれる。
でも、時には人を傷つける。
特に一方的に発せられた言葉っていうのは、時に矢のように心に突き刺さり、奥深くまでえぐり、傷を付けていく。
メールやネットが、こんなにも日常に当たり前に存在している今。
言葉というものの影響力は、以前よりずっと大きいのかもしれない。
面と向かってでは言いづらいことでも、メールやネットだと容易く言えてしまったり。
受け取った側がそれによって深く傷つけられてるとは、恐らく気が付かない。
親しい間でも、言って良いことと悪いことがあると私は思う。
いや、親しいからこそ、そうなんだと私は強く思う。
そんなつもりではないのかもしれない。
言葉の奥の気持ちを読み取ってみよう。
精一杯努力した。
でも、結局分からなかった。
何も言わなくても分かり合えるというほどの歴史がない。
ネットの世界も同じ。
顔の見えない相手とのやりとり。
言葉だけの世界。
ひとたび何かの歯車が狂えば、途端に関係が破綻してしまう。
沈黙を通しているのは、屈服した、受諾したという意味ではない。
返す言葉がないのだ。
適当な言葉が浮かばない。
私は、嘘を付くのが苦手。
一度閉ざした心は、もう開くことはないと思う。
どこで間違ったんだろう。
時々感じる違和感。
そこに目をつぶっていたせいだろうか。
たくさんの言葉で励ましてもらった。
傷も付けられた。
あなたにとっては笑い事かもしれない。
私にとっては人生の一大事。
それを分かり合えるほどの濃厚な関係ではなかったのだろう。
たとえ親子でも、夫婦でも、恋人でも、友人でも、人間対人間の付き合いにおいて、ルールは存在する。
「何でもあり」ではないのだ。
そんなことは許されない。
悪意はないのかもしれないが、相手にとってそれが心の傷となっていれば罪だと私は思う。
そのことを伝えたいが、それを言えば相手を傷つけることになるから。
だから、私は、何も言わない。
沈黙することは、私の最後の思いやり、情け。
いや、私はただ争うことに慣れていないから。
争うことが好きではないから。
傷つけるのも、傷つくのも、どっちも嫌だから。
言葉の消しゴムがあったらいいのに。
消しゴムで、跡形もなく消してしまえたらいいのに。
大好きだったよ。
今までありがとう。
※当方の個人情報について、今後もし無断で公開するようなことがあれば、法的手段に出ます。
それだけは、ハッキリ言っておきます。
※この記事はコメントを受け付けておりません。