古代インド伝統のチャクラって本当にありますか?
中医学のツボ・経絡って本当にありますか?
日本武術でいう丹田って本当にありますか?
オーラが見えるって本当ですか?
「あるなら写真か実物を出して見せてください」
チャクラ、ツボ経絡、丹田、オーラは出せませんし写真もありません。
だから証明しようがありません。
何故なら、それらは情報空間にあるんです。
情報空間とは、物理空間(目で見える、手で触れる・舌で味わうなどで存在を感じることが出来る物理的な世界)以外の世界のことです。
「チャクラ」という言葉は4000年、「ツボ経絡」は2000年に対して、現代的な意味での実在するエネルギーとしての「オーラ」というコンセプトは、19世紀後半の科学的言説に由来するので100年ちょっとの歴史。
こちらは1983年TV放送の「聖戦士 ダンバイン」
オーラマシンが登場して対戦するが、最終的にはナの国の若き女王シーラがオーラ力を開放して全ての悪しきオーラを浄化して戦争が終結するのがラストのシナリオ
科学者としてオーラの存在を最初に主張したのは19世紀ドイツのカール・フォン・ライヘンバッハといわれる。ライヘンバッハは、宇宙に存在するすべてのもの(特に星々や惑星、水晶、磁石、人間など)から発出している物質が存在すると考え、オドの力と名づけた。
近代神智学のチャールズ・W・レッドビーター(1854年 - 1934年)が、1903年にオーラという言葉を使っていないが、人体を取り巻く大気を主題にしオーラ論の先駆となった『Man Visible and Invisible』を出版、1927年の『チャクラ』でインドのチャクラの概念を独自に解釈し、各チャクラのプラーナ(オーラ)の色に虹の七色を当てはめて体系化し、オーラ言説をポスト植民地主義化・グローバル化した。インドの伝統ではチャクラの色に定まった体系はなく、虹色チャクラ説はインドの伝統とも西洋の信仰や神秘主義の文脈とも断絶している。これが近現代ヨーガやニューエイジに取り入れられ、普及した。
オーラは生体から層をなして発散される電磁粒子の層 であり、これが生命エネルギーであるとする疑似科学的な見解もある。キルリアン写真に映るコロナ放電の光や、生化学反応の副産物である微弱生体発光(バイオフォトン)をオーラだとする人もいる(実際には前者は放電、後者は化学反応による現象であり、オーラとは異なる)。
『懐疑論者の事典』の著者ロバート・キャロルは、脳の共感覚 や癲癇(てんかん)、偏頭痛、精神異常発現薬(サイケデリック・ドラッグ)、LSDの影響で感知されると述べている。他に原因として、視覚系の異常、眼精疲労、発作の前兆が挙げられる。
Wikipediaによると1990年代までオーラが見える人は脳の異常や薬物摂取の影響であるというネガティブな意見が一般的だったようですね。
しかし90年代以降は脳科学の発達の中で共感覚の研究が進んで説明がつくようになったと感じます。
共感覚(シナスタジア)は数字を色でイメージ出来たり、 音自体を立体的な物質のように見えるといったものがあります。
絶対音感の人の多くは音に色がついたり、形が見えるそうです。
数学や音楽などのクリエイティブな分野で天才と呼ばれる方たちは、実はこの共感覚を持っているケースが多いです。
「でも、生まれつきの特性なんでしょ?」
いいえ、共感覚は練習すれば誰でも習得できるんですよ!
私は触覚と音感の共感覚が練習によって後天的に獲得出来ました。
施術で体を服の上から触っていくと、悪いとことろがザラザラします。
ちなみに共感覚を身につけると、レオナルド・ダビンチやモーツアルトのような天才性を発揮できます。
他にも言葉や音に味を感じたりすることが出来れば、記憶の入力時にダブルで入り、出力時にはどちらかで一方でも思い出せるので楽チンです。
例えば、会議で出た大事なキーワードに黄色を貼り付けておくと、渋谷の果物店でバナナを見た時にそのキーワードを思い出して、渋谷の景色とキーワードで新しいアイデアがフッと湧いたりするのでクリエイティブ作業に役立てることが出来るかもしれません。
情報が多くなると抽象度の階段を上がりやすくなりますからIQが高まります。
共感覚で丹田が分かると、鍛えることで武道の大会で上位に行けたり、胆力をつけるとビジネスの交渉時で怖気づくことなく堂々と対応して好条件を獲得できるでしょう。
自分に対してだけでなく他人の情報空間の書き換えが出来ると、コーチ、セラピスト、ヒーラーとして更に活躍できるでしょう。
普通は何年も練習や経験を積んでからでないとレベルアップ出来ない実力も、共感覚を獲得するとレベルアップのスピードが格段に速いのです。
それは、まるでドラクエの遊び人が賢者への近道だったようなものです。
情報解剖学(2020年に私が命名して研究中です)でオーラを見る方法や変える方法、丹田を鍛える方法、チャクラを変える方法の伝え方を試行錯誤しています。
情報解剖学は認知脳科学・認知心理学と解剖学、中医学、野口整体、をベースに心と身体の両方にアプローチしています。
情報解剖学の理論と脳整体の技術は整体師だけでなく、全てのセラピスト、コーチ、ヒーラーや最高のパフォーマンスをあげたい経営者が学ぶと良いと思います。
共感覚の獲得は講座でも教えていますが、まずは自分にも共感覚があるか判定できるテストがあるので、一度トライしてみてもいいでしょう。
あくまでも参考程度にしてくださいね。