Tezuka Wo Yomu ⑥ シュマリ | 放浪カモメはどこまでも

放浪カモメはどこまでも

暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

 

まずは物語の説明ですが、

舞台は明治初期の北海道です。

 

アイヌ文化と自然が本島からの文化に

追いやられていく中、

和人のシュマリが過去と決別して

アイヌ人として生きていく話です。

 

そして五稜郭に眠る黄金の隠し場所が

わかったことから物語が動く感じです。

 

そして、途中で土方歳三が出てきたりと...

 

あれ、、なんだこの既視感。。。

この感覚はなんだ・・・

なんなんだ、、アシリパさん!!!

 

・・・・。

 

そう、ヤングジャンプの人気漫画

「ゴールデンカムイ」ですねー。

 

しかし、初期設定は似てるだけで

内容は全然違います。。

 

ゴールデンカムイはギャグもあり、

バトルシーンも面白かったりと

エンタメ要素が強いですが、

シュマリはなんていうか

凄くドロドロしています。

 

人間の業や欲をこれでもかと

書いていて、

なんか読むのしんどくなります。。

 

それでも最後に書かれた

青空のカットとセリフは

清々しく希望があり

さすが手塚先生だなぁと思います。

 

およそ2巻とは思えない程の

密度のある物語ですので

興味のある方はぜひにー。