私の100枚「NEW WORLD」 | 放浪カモメはどこまでも

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俺がお前の
ロードストーンになろう
だからゆっくり笑いな

 

「ロードストーン」より

 

 

私の好きなアルバム100枚のうちの1つ

FoZZtoneの「NEW WORLD」

についてのひとりごと。

 

―・―・―・―・―・―・―・―・―

アルバム名 「NEW WORLD」

発売時期 2011年7月

収録曲 (赤色が特に好きな曲)
Disk1 (ロードストーンズ)

 

01.口笛男
02.ENEMY

03.4D
04.レインメイカー
05.ロードストーン<north>
06.slow flicker
07.Jaguar in the stream
08.Stone in the black boots
09.Sir Isaac!
10.HELLO,C Q D
11.海へ行かないか
12.ロードストーン<south>

 

Disk2 (組曲 白鯨)

 

<前編:可視海 Visible sea>
01.Ishmael said
02.明くる朝 ~ HEY MR.BACKPACKER
03.オシュグッド


<後編:不可視界 Invisible see>
04.missing mass
05.Strike the sun ~ fanfare
06.tempestoso ~ coda


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FoZZtoneの2枚組アルバム

「NEW WORLD」について書く前に

ちょいと一言すんません。

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

音楽っていいなぁ。

 

人間関係に心底疲れて心も枯れて

うじうじもぞもぞする私の心に

潤いを与えてくれる「なにか」よ

 

それが「なにか」はわからない。

 

でも、「なにか」に救われる。

 

ドラムのビートが鼓動を促進し

ギターの音色が気分を鼓舞し

紡がれた歌詞が勇気を与える。

 

前への一歩が踏み出せる。

色々な歌に感謝しないと。

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

はい、気持ちの悪い独り言終了!!

 

うじうじ期間はフォズの曲ばかり

聞いてたもので、なんかありがとうって

言いたくなったもんでねキョロキョロ

 

私は色んなバンドを聞くけど、

FoZZtone以上に音楽を愛して、

真摯に全力で活動している

バンドは今のところ知りません。

(現在活動休止中ですが…ショボーン)

 

ライブに拘っている素晴らしいバンドは

沢山いると思います。

でもこのFoZZtoneの場合はライブは勿論

1枚のアルバムに対しての作り込み方が

半端じゃありません。

 

このアルバムに関しても例に漏れず

ヤバイことをしています。

 

何をしたかをふんわり書くと、

本作「NEW WORLD」を発売する前に、

「from the NEW WORLD」というものを

企画します。

 

これは業界初のオーダーメイドアルバム

というものです。

 

これが何かというと、

 

1人1人が初出しの10曲の中から8曲を、

曲名、曲のイメージの絵、

イントロ、アウトロのみで選んで、

自分の好きな曲の順番に並べ、

 

自分の名前入りのジャケットで

選んだ曲と曲順のCDが届くという

無茶苦茶、手間の掛かる企画です。

 

それ以前に、選曲こそが

初めに行う音楽活動と、

ボーカルの渡會さんは言っています。

 

それを実践さしてくれてるんだなぁ、

凄いな、でもそれやるか…凄いな、

きもいな…、いやもっとやれ……

なんて思ったもんです。

 

そんな異常に手間の掛かる

オーダーメイドアルバムで、

聴き手を自分達の音楽に引き寄せて、

満を持して出されたのが、

本作の「NEW WORLD」です。

 

そのアルバムでFoZZtone流の答えを

提示するのですが、

これがまさかの2枚組です。

 

無くした曲(猿飛、白鯨)もあれば、

新しい曲が沢山追加されています。

 

人生と旅をテーマにしたような

1枚目の「ロードストーンズ」

 

もともとオーダメイドにあった

白鯨のイメージを広げて出来た

2枚目の「組曲 白鯨」 

 

一曲一曲が良いことはもちろん、

曲同士の流れ、展開も素晴らしいです。

 

特に1枚目の最後の

10.HELLO,C Q D
11.海へ行かないか
12.ロードストーン<south>

の流れは、簡単な言葉に逃げますが

天才的だと思います。

 

暗い雰囲気の曲から最後に明るい曲で

一気に盛り上げて終わらせる。

それが物語として解釈も出来る。

これを計算して作り込むって凄くないか。

 

人の価値観はそれぞれですが、

なんでこんな素晴らしいものが

売れないんだ、チキショー、、

と世界の中心で叫びたくなりますムキー

 

正直、FoZZtoneなんてほとんどの人が

聞いたこと無いし知らないです。

 

ぶっちゃけてしまえば、

コミュニケーションツールや

ファッションの一部として

音楽を好きな人には合わないと思います。

 

音楽そのものを心底好きな人、

音楽に何かを変える力があると

本気で信じているバカ者には、

是非とも聞いて欲しいアルバムです。

 

バカ者と言われても自分の信じる道を

進むことがロックンロールの

根源的な精神ですからね口笛

 

色々グダグダダラダラ書きましたが、

そんな事より100読は1聴にしかず。

機会があればぜひぜひ。

 

FoZZtone/ロードストーン