私の100枚「Moira」 | 放浪カモメはどこまでも

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運命は残酷だ

されど彼女を怖れるな
 

女神が戦わぬ者に

微笑むことなど決してないのだから

 

「死せる英雄達の戦い」より

 

 

 

私の好きなアルバム100枚のうちの1つ

Sound Horizonの「Moira」

についてのひとりごと。

 

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アルバム名 「Moira」

発売時期 2008年7月

収録曲 (赤色が特に好きな曲)

1 冥王 -Θανατος-
2 人生は入れ子人形 -Матрёшка-
3 神話 -Μυθος-
4 運命の双子 -Διδυμοι-
5 奴隷市場 -Δουλοι-
6 雷神域の英雄 -Λεωντιυς-
7 死と嘆きと風の都 -Ιλιον-
8 聖なる詩人の島 -Λεσβος-
9 遥か地平線の彼方へ -Οριζοντας-
10 死せる者達の物語 -Ιστορια-
11 星女神の巫女 -Αρτεμισια-
12 死せる乙女その手には水月 -Παρθενος-
13 奴隷達の英雄 -Ελευσευς-
14 死せる英雄達の戦い -Ηρωμαχια-

15 神話の終焉 -Τελος-

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いよいよ、コアなアルバムについて

書く時が来たか。。。

 

サンホラことSound Horizonの

6thアルバムである「Moria」

 

一般的には進撃の巨人の主題歌の

Linked Horizonとかの方が有名かも

しれませんが、こっちが本気です。

 

ちょっと話が逸れるんですが、

曲って色々ありますが、

私は物語調のやつが結構好きです。

 

バンプのK、ダンデライオン、ハンマーソング

ポルノのカルマの坂、などなど

(あれ、意外と出てこないな。。。)

 

物語が音楽と共に流れていて

そういうのが、なんか好きなんですね。

 

そしてサンホラは、それを曲単位でなく

アルバム単位で物語を紡ぐのです。

 

神話や寓話をベースにした

オリジナルの世界観で流される曲

歌われる物語は想像力を喚起して

聞いていて、とても面白いです。

 

まぁ、人を選ぶかとは思いますが、

かなりオタクっぽいというか厨二というか、

市民権の無いミュージカルみたいなもんです。

 

なんで演技しながらわざわざ歌ってるの、

なんて疑問は芸術に対して野暮でしかない。

 

合理的に芸術や伝統を分析することは

無意味でつまらない行為ですしね。

 

心の色眼鏡を取って、聞いてみれば

想像力が湧いてくる良いアルバムだと

思いますので興味があれば

 

そんなわけで100読は1聴にしかず。

機会があればぜひぜひ。

 

死せる者達の物語/Sound Horizon