さまようぴえろ(時解・部屋型) | 放浪カモメはどこまでも

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時解さんの別館の公演

「さまようピエロ」について

書いていきます。

 

内容を時解さんのHPより、、

 

ピエロさん何故泣いているの?

ピエロは馬鹿にされながら、

自らをさげすみ、
いじられ、いじめられながら

人を笑わせています。
 

しかし、そんなピエロも人に愛されたい。
その悲しみを表したものが

顔に書かれた一粒の涙。
 

誰からも愛されることがなく

引退していったピエロ。
その欲望はかたちを変え、

ある街で事件に繋がっていった…

ある街で起こったいくつかの失踪事件。
その事件で度々、ピエロの姿が目撃されていた。

 

あなたはその事件を調査中の捜査員。
調査を進めると、今は使われていない

ある雑居ビルにたどり着く。
 

ホコリっぽく、薄暗いビルの中を進むと、

何かの気配を感じた。
 

「次は僕がいじめる番だよ…」
捕まれば最期…

あなたはこのビルから

脱出することができるのか?

 

そんな感じの内容でございます。

 

前回の赤いおふだに続いての

解さんのホラー公演になります。

 

 私は怖いものが、マキシマム苦手な人ですが、

どうも謎が絡むと、恐怖心を好奇心が

うまいこと中和してくれるみたいで、、、

 

またしてもチケットを買ってもうた!!

 

赤いおふだも相当に怖かったけど、

それ以上に面白かったし、盛り上がったし、

なんだかんだ良い思い出になったんです。

 

そう思いながら道頓堀を進み、廃墟ビルへと。

 

GMに案内されるがままにビルの中に

入るのですが、、、、、、、

 

 

 

 

 

既にこえーよ。。。

 

 

ちびりそう。。

 

 

この感情をなんというんでしょうか。

 

完全絶望?圧倒的後悔?排他的経済水域?

やってしまった感がハンパないっす。

 

そんな中、わくわくしている人が3人くらい。

すげーな。この人らサイコだ(褒め言葉)。

わくわくしている3人を略して、

敬意をこめてワクワクさんと呼ぼう。

 

 

そんなカーストが生まれそうなチームにて

ゲームスタート、逃げ出したい、、、

 

公演内容は実際に行って楽しんで欲しいので

出きるだけふんわり書きますが、

公演名の「さまようピエロ」に名前負けしない

怖くて、そしてとても面白い公演でした。

 

前作、赤いおふだに比べて、

怖さであったり、仕掛けであったりと

かなりスケールアップしていました。

 

ここで少し脱線というか独り言を少々。。

FPSについて。

 

FPSとはゲームのジャンルの1つで、

ざっくりいえば、一人称視点での

チームで協力して戦うシューティングゲーム

というんでしょうか。

 

一番有名なのは64のゴールデンアイかな。

 

そのチームで戦う時にそれぞれの役割があり、

アタッカーやらエースやら指揮官などなど

 

その中でもスナイパーという役割があり、

乱戦には参入せずに、ひっそりと身を潜め

必殺の機会をじっくりと待つ。

 

見つからないように地面に這いつくばり

まるでイモムシの様にごにょごにょ動く姿から

イモると蔑まれても、チームの勝利のために

罵倒、侮辱を耐えるその姿はまさに英雄!!

 

そう、スナイパーはビビってるわけではない!

勝つためにイモっているんだ!!

 

 

はい、独り言終わり。

 

話を戻して、さまようピエロ。

 

スタート同時に

普通は恐怖で進めないはずが

同チームのワクワクさんは

どんどん進みます。

 

ドラクエでいう「ガンガンいこうぜ」

FPSでいう「アタッカー」

 

そんなワクワクさんを尻目に

私はというと「いのちだいじに」

「スナイパー」のようにイモる!!

 

そして、アタッカーが取ってきた

情報をもとに、問題を解く!

 

((なんかズルいな。。))

 

そんな良い感じの?チームワークで

物語を進めていきます。

 

私もイモムシのような動きで

頑張り、なんとか最終段階へ。

 

何というかクライマックス感が凄い。

時間とか何か色々なものが迫ってきて

めちゃくちゃ焦ります。

 

ここでスナイパーである私の必殺の一撃。

それまでのニートっぷりを覆す仕事。

(またの名を美味しいとこどり)

 

やったぜ、楽しかったぜ。

怖がりな私でもかなり楽しめました。

 

そんな感じで

 

イモイモしながら

 

おいしいところを取って

 

脱出、、

 

成功!!!

 

この公演の個人的満足度は大満足っす。

 

① オリジナル性     ★★★★☆

② バランス        ★★★☆☆

③ 進行          ★★★★★

④ 大謎          ★★★☆☆

⑤ 進化する恐怖     ★★★★★

 

怖がりな人でも、ワクワクさんがいれば

楽しめると思います。

 

興味のある人はぜひぜひ。

 

この公演の個人的イメージソング

鬼束ちひろ/悪戯道化師