「通院が終わった途端、すぐコレだもん」
悪友K(実名 出てましたね)に言われました。いいのよ♡ だって、あたしだから!
厳冬期の北海道。
この時期の あたし、普段は活動を休眠してるんですが、昨秋に知床へシマフクロウの撮影に行ったとき、そこの名物親父に
「流氷の時期にオオワシが群れるので、2月にまた写真撮りに来たらいいさー」
と教えてもらいました。
これでも北海道民なので情報としては知っていたけど
「厳冬期の羅臼なんて寒いだけでしょ~」
と、ずっと重い腰を上げられずにいたの。
でもシマフクロウだって、想像以上に楽しかったからね♪
それならオオワシだって、きっと楽しいに違いない! 思い立ったが吉日よ!
「そのうち行くから」なんて考えていたら、おばあちゃんになっちゃうもん。
行けるのであれば行っちゃうのが、あたしなのよっ!
お姉さん(←自称)は、フットワークが軽いのです。重いのは体重だけ(泣)
ただ今回の旅は、いつもと違って幾つか問題点があるの。
先ず、時期が積雪厳冬期ってこと。
キャンプは不可能ではないけれど、氷点下10℃以下になって、日照時間も短い。こんな時期に、キャンプするのは苦行以外の何物でもないわ。なので、宿泊は潔く宿に泊まります。宿泊にお金を掛けたくない あたしにとって、けっこう痛い出費。
そして国内の場合、予約を入れて宿泊先を確保しての旅になるため、その日の気分や思い付きで
自由気ままに日程や宿泊地を変えられないのよね。
何処でもキャンプと違い、行動に制限があるのは仕方ありません。
(こんな話を普通の女友達とすると、「宿に予約を入れただけで自由が無くなる」っていう感覚が理解出来ないって言われちゃったわ)
車の運転に関しては、普段から通勤で慣れているから多分大丈夫!
ウエア等の装備も、レイヤリングの工夫をすれば普段着で行けるでしょー。
(※注 ここで言う普段着とは、靴も含め北海道民の冬期における普段着です。車通勤も当然、雪道の運転です。東京・大阪、沖縄の方とは根本的に違いますよ)
生き物大好きな あたしだけど、鳥類(蝶類なら詳しいのよ)に関する知識は皆無なこと。生態とか全く知らない素人ですが、現地に行って船に乗れば、ほぼ100%の確率でオオワシ・オジロワシに出会えるようなので、そんなに心配しなくても大丈夫でしょう。
野鳥の撮影と言うことで、昨年、シマフクロウの撮影に一緒に行ったトシ君を誘ってみたけど
休みの都合が付かず、同行は断念。その分、撮影に関してのアドバイスを頂いちゃいました。
「とりあえずシャッター速度は1/1500以上で動きを止める。後は追従して、ひたすら連写!」
だそうです。『下手な鉄砲、数打ちゃ当たる作戦』ってことみたい。
インターネットで調べていると、オオワシ・オジロワシの撮影は羅臼の他に、風蓮湖でも可能みたい。この時期に行くのなら、鶴居村でタンチョウも見たいし、屈斜路湖で白鳥にも会いたい。
こうやって計画を立ててると、最終的に目的は『野鳥との出会い旅』になっちゃいます(笑)
風蓮湖で思い出したんだけど、あたし、根室に釣り友達(男性です)が居るのよね。しかも、風蓮湖まで車で20分の距離に住んでるという、ベストな場所に! 昔は何度か泊めてもらったことがある仲。今回も泊めてもらっちゃお!
久しぶりに連絡を取ろうと電話やe-mailでの接触を試みたんだけど、どれもダメ。最終手段として、あたしの連絡先を記載した手紙を送って、やっと連絡が取れました。すっごく久しぶりに、官製葉書で手紙を書いたわぁ(笑) これで、風蓮湖での宿泊先は確保よ♪
根室の友人宅をベースに各地を回ることも可能だけど、数日間も滞在するのは流石に申し訳ない。友人宅は2泊させてもらって、他は釧路、羅臼、弟子屈(「てしかが」と読みます)の
ゲストハウス、ライダーハウスを予約しておきました。
普通のホテルすら高くて泊まれない あたしって、普段どんな旅してるの?(笑)
(敢えて言い訳させてもらうと、先月の2回の入院で合計10万円の出費があったからですっ)
バードウォッチングが趣味な訳でもなく、他の生き物と比較すると鳥類は全然興味が無い あたしなので、オオワシの姿を見られて、良い写真が撮れれば良いなぁ~くらいの軽い気持ちです。
こんな気楽な感じだと、真の野鳥愛好家からは「贅沢だ!」って言われちゃいそうですね(笑)
それでは野鳥撮影の旅、始まりまーす♪