映画「アイス・ストーム」トビー・マグワイア祭り | TO NI LAND 

 

 

ある家族を

描いた作品だが、

 

 

父親役が

ケヴィン・クライン、

 

母親役が

ジョアン・アレン、

 

息子役が

トビー・マグワイア、

 

娘役が

クリスティーナ・リッチで、

 

 

父親の不倫相手役が

シガニー・ウィーバー、

 

息子の女友達役が

ケイティ・ホームズ、

 

娘の彼氏役が

イライジャ・ウッドという、

 

 

映画「アイス・ストーム」

を観た。

 

 

 

 

 

 

 

同世代の洋画ファンなら、

 

“フィービー・ケイツ

を奪い去った男”

 

と記憶しているかも知れない

ケヴィン・クラインが、

 

フィービーと結婚して

まだ10年も経っておらず、

 

 

ジョアン・アレンが、

 

本物の夫が

ジョン・トラボルタなのか

ニコラス・ケイジなのかと、

 

悩んで間もない頃で、

 

 

トビー・マグワイアが、

 

りんご農家で働いたことも

蜘蛛男になったことも

まだ無く、

 

 

クリスティーナ・リッチが、

 

ヴィンセント・ギャロに

拐われたり、

 

ジョニー・デップの足に

噛みついたりもしておらず、

 

 

シガニー・ウィーバーが、

 

宇宙船は宇宙船でも、

 

今度はお色気キャラで

登場するという器用さを

見せる前で、

 

 

トム・クルーズの元妻で、

 

まだ18歳の若さの

ケイティ・ホームズが、

 

本作で映画デビューし、

 

 

更に若い16歳の

イライジャ・ウッドが、

 

まだ“ホビット”とは

全く無縁だった、

 

25年前の作品で、

 

 

今、この面々で

映画を撮れば、

 

かなり高額な出演料に

なるだろうと思われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

“今、この面々で

映画を撮れば”

 

と想像するのは楽しいし、

 

 

映画「エリザベス」で得た、

 

若々しいキャスト達の

“活きの良さ”に味を占めて、

 

「アイス・ストーム」を観たが、

 

 

たまたま最近、

 

映画「ワンダー・ボーイズ」や、

 

映画「カラー・オブ・ハート」

も観ていたので、

 

 

思いがけず、

 

トビー・マグワイア祭りに

なっているのに気付き、

 

 

 

「ワンダー・ボーイズ」では

女子生徒役で、

 

ケイティ・ホームズが、

 

 

「カラー・オブ・ハート」に、

 

奇しくもまた

トビー・マグワイアの母親役で、

 

ジョアン・アレンが

出演していたので、

 

プチ

ケイティ・ジョアン祭り

にもなって、

 

 

 

胸騒ぎがする

数々のエピソードが、

 

嵐の日に山場を迎え、

 

 

その騒ぎを

浄化するかのように、

 

ある“死”が突然訪れて、

 

それぞれが我が身を

振り返るという設定が、

 

映画「台風クラブ」のようで、

 

独特の趣がある

作品だったが、

 

 

 

今回の

トビー・マグワイア祭りで

比較するなら、

 

 

 

双子の兄妹が、

 

不思議な

リモコンによって、

 

白黒テレビドラマの世界へ

入り込んでしまうという、

 

コメディの王道

のような設定なのに、

 

 

そこで展開される物語は、

 

時代を問わずに

人々が直面し続ける、

 

“価値観の違いによる対立” 

に焦点が当てられていて、

 

 

その価値観の違いを、

 

“白黒とカラー”という形で

見事に表現している、

 

「カラー・オブ・ハート」の方が

私は印象深かった。

 

 

 

 

 

 

「ワンダー・ボーイズ」

には他に、

 

クセのある役どころが

多いイメージの、

 

フランシス・マクドーマンドが、

 

マイケル・ダグラスの

不倫相手という、

 

珍しく艶やかな役を

演じていたのが、

 

新鮮味があって、

 

 

 

「カラー・オブ・ハート」では、

 

 

映画「キューティ・ブロンド」で

大ブレイクする前の、

 

20代の

リース・ウィザースプーンや、

 

 

映画「ワイルド・スピード」で

大ブレイクする前の、

 

やはり20代で、

 

やはり男前の

ポール・ウォーカーに、

 

 

“活きの良さ”を感じ、

 

 

ポール・ウォーカーは

どうしても、

 

映画「スカイ・ミッション」の

ラストを思い出してしまい、

 

思わず涙ぐんでしまった。

 

 

 

 

 

  

 

 

こちらの話を

笑顔で聞いてはくれるが、

 

頭の中では何か違うことを

考えていそうな気がする、

 

トビー・マグワイアだが、

 

 

兄弟役で

共演したこともあり、

 

やはりマーベル作品にも

出演していて、

 

どこか役どころが

似ているように思われる、

 

ジェイク・ギレンホールと、

 

 

それぞれが出演した

旧作を思い返す時に、

 

 

映画「ドニー・ダーコ」は

トビー・マグワイアだった?

 

などと、

 

イメージが重なって

間違うことが私にはあるが、

 

 

 

間違えないのは、

 

 

どちらかが?

ではなく、

 

どちらともが、

 

キルステン・ダンストと

交際していたという件で、

 

 

 

彼女のファンである

私にとって、

 

忌々しい出来事として

脳裏に焼き付いている。