リハビリのコスト*愚かな自分を思い知る6月 | ぴおのブログ

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50代シングル なんとか暮らしを立てています。目まぐるしく変わる時代の中で、ぽつりぽつりと思うことを書いています。


先週の風景になります




ツバメの巣立ちほんわか




壊れかけの住み慣れた

我が巣につかまっている子は

一度パッと飛び立ったあと






くるりとあたりを飛んで

大急ぎで

戻ってきました





まだ怖いのだな魂





壁にしがみついている子は

じっと動けません




ニコニコ




飛べるかな〜





がんばれ!!





去年のワタシは

今年のような不調もなく

ツバメの巣を探したり

ホタルを見に行ったり

梅仕事をしたり





できていたのですが

今年は全部それどころじゃなくなって

自分をたてなおすことに必死です滝汗





ひと月前から始まったリハビリ




11回目を

昨日終了しました




多少重い買い物もできるようになり

ちょっとした日常の動作も

楽になってきましたキラキラ





少しタイトな被り物の洋服の脱ぎ着

下着のホックを背中でとめる

とかはまだ

できませんしバツブルー

大きく窓を拭くとかの

手は痛くてのばせませんバツブルーバツブルー





だいぶ落ちついてきたので

これから少しずつリハビリでも

筋力回復とかも

少しトレーニングしていくよというプランを

今回は少し話されました




理学療法士さんに尋ねてみました





ぴ: ワタシ進んでますか?

理: 順調に進んでますよ




わ〜嬉しい泣き笑い




お願いします‼️

よろしくどうぞ‼️‼️




というやる気はあります

ここまで改善してくださって

ほんとうに助かりました…

リハビリ 

です

理学療法士さんに

足を向けて寝られません





さて現在

リハビリにかかっているコスト




ワタシは両肩なので

一回のリハビリに2枠をとります

よってお支払いも2倍です




大体一回 2枠で2400円程度




ひと月10回として

24000円




片方ならその半分ということですね

これに片道200円ほどの交通費





これをどう捉えるか?





ぱっと見

高いですよね 普通に…





ただ

ワタシはこの価値以上の

なんなら値段なんてつけられないくらい

大きな大事な貴重な

経験をさせていただいているなあと

芯から思っています




ヒトの日常が

いかに

脆いものか



そして




健康の上に成り立つものが

いかに

あたりまえでないか



今までのワタシは

浅知恵ややっつけで

適当に暮らしていて




少しくらいのことは

日常の程度のことくらい

ひとりで

なんとかできるなんて

なんとなく

甘く見通しているところがありました




ところが

全くもって

見事にあれもこれも

崩れていきました





そんな吹けば飛ぶような

自惚れと自負は

歯も立たず

完膚なきまで叩きのめされました




バカもんですワタシ




そしてまた




どんなにイヤだ

うんざりだと喚いてみたところで

24時間べったり離れない痛みや

気持ちのストレスが

いかほどかとか




自分の身体も

確実に

年齢で

違ってくるんだということやなんか




そういう

真実を

どこか他人事のように

今まで捉えていた自分

胡座をかいて

横着に構えて顧みなかったこと





みないようにしていたこと





そういうことを

まざまざと目の前にして

あたりまえにできていたことが

あたりまえにできることは

あたりまえじゃないかけがえないことなんだと

気づくことができました





痛みや不自由をこらえて

暮らしている方は

自身の祖父母を始め

多く触れてきましたが

ワタシは何もわかってなかった





今は基礎の日常生活自体

ほとんど不自由ないので

自炊もいろいろできるようになりました




今日の夕食は素麺と

お野菜の煮付け

鮭の香草焼き

椎茸のチーズ焼きをつくりましたが




素麺を啜りながら

ありがたくて

ありがたくて

胸がなんとも言えない感動で

いっぱいになりました




こんなシンプルと思えることも

あたりまえじゃないんだなと




お素麺をゆがいて

出汁を作って

自分の手で

自分の指で

お箸を持って




口に入れて

すすって

自分の歯で

咀嚼して

飲み込むことができる




ひんやりした口の中の感触も

滑らかな舌触りも

美味しいなっていう味覚も




全部感じることができる…





感動しました





身体のどこかこわれても

これはあたりまえじゃなくなるかも

しれない




誰かが病気をしたりと言った

ドラマをみるのが嫌いになりました




ストーリーのために

人を簡単に病気にするな




病気にならずにすむことを

生活習慣で予防できることを

まずはもっと

定着させることが大事なのに…




そんなふうに

思ってしまうのです




元気でどこも痛くなくて

スムーズに動けたり楽に呼吸できたり




その方が

家族や友達とのお楽しみも

大谷くんの活躍も

バレーボールの応援も

どんな楽しみも

何倍も心から楽しめますよね




世の中

健康と楽しみの

情報提供の質も量も

順序が逆





痛みや不自由にいたらないための

選択肢がもっと広げられると

良いのに





真顔



少し神経とんがりすぎでしょうか

自分のアンテナが不足なだけなのでしょうか




ショボーン




最近の気晴らしドラマ

アマプラで見るのはひたすらコレ





日常のしあわせを

丁寧に掬い取っていて




43歳と45歳というデリケートな年齢

なのが味がありますね




お互いを思いやりあって

暮らすふたり




「糖質と油を控えて

腹八分目にして

俺たち 長生きしような」




西島秀俊演ずるシロさんが

ケンジに向けて

泣きそうになりながら

言うシーンがあります




想いを込めて

心を込めて




大切にしたい人がいるって

その思いが強いほど

ものすごく人生を豊かにするし

不安にもするのかもですね




毎日の献立を作るふたり

「ありがとう」

「おいしいよ」

「ごめんな」



たくさんこの言葉がでてきます

しかもちゃんと

「〜してくれたんだな、ありがとう」

「〜がものすごくあっていて美味しいよ」

「〜できなくてごめんな」




みたいに

細かさを省略しない伝え方



ワタシもすこし真似したくて

挑戦中です



***




少し長くなりました




痛みの峠をこえて

きづくと紫陽花があちこちで満開










今日もいちにちに感謝お願い




       あじさいぴお