1970年のソ連の様子が紹介されてますが、この手のモノに関心ある方にはとても興味深く読むことが出来ます。
これ程の大国が1986年に原油価格の下落が大きな転機となりその後1991年にソ連は崩壊した。
以下、配布された小冊子です。
これは表紙のデザインです。
1970年の人口と民族の数。
世界で一番広い国です。11回時差があるのでソ連の人々は11回新年が迎えられると。
この歩道の広さ!
地球上で知られている殆ど全ての有用鉱物を持っている。
この辺りから赤い枠の中のフレーズが「どれだけ社会主義国家が平等で素晴らしいか!」が強調されています。
ソ連邦を構成する15の共和国が紹介されています。
これを読むとソ連の地下資源はまるで無尽蔵にあるような表現ですね。
これを読むとソ連には無いものはない。
あの有名な「ウラジーミル・レーニン」です。
全ての医療は無料、保険は全額国庫負担。
広げるとこんな感じになります。
ソ連は1970年の万博に参加する事で、社会主義国家がどれだけ国民に幸福をもたらすか。
どれだけ国家発展に役立つか。
万博をチャンスと捉えてこんな立派な冊子を物凄い数印刷したのですね。
ソ連とアメリカの対立をずっと見てきた我々の世代にとって、その後のソ連崩壊はとてつもないニュースでした。