子どもって
見え透いた嘘を
つくことがありますよね
私もそんな嘘ついたことがあって
自分ではずっと
「全然バレてない」
と思ってた
けれど、もしかして
周りの大人は
嘘だと気づいていながら
付き合ってくれてたのかも?
ごくごく普通の人だけど
他の誰でもない
唯一無二の存在
「わたし」の物語
前回(第8回)は【中学校】②
<生徒会会計に立候補>
1年生の終り頃だったかな
生徒会徒会の会計に立候補しました
生徒会役員って
表舞台で活躍してて
何やら別格みたいな感じがして
「かっこいいな」と
憧れていたんです
でもほら、
私ってこんなだから(笑)
自分では「やりたいです!」って
言えなかったわけ
小学校時代の「押すな押すな」みたいに
やりたいオーラを全身で放っていたかは
不明だけれども
クラスで誰かが私を推薦してくれて
投票の結果、会計候補に選ばれました
さて、選挙演説の当日のこと
あんなにやりたかった
生徒会役員だったのに
わざと家にタスキを置いて
学校に行きました
謎でしょ?
タスキは母が作ってくれたものの
素材は、家にあった
夏の布団用カバー
だったんですよね(;'∀')
青い花の模様が入っていて、
いかにも「布団カバー」感
満載のタスキ
そのタスキを
肩にかけて演説するなんて
「どう思われるか」が
気になる中1女子には
耐えがたいことだった
そしてもう一つ
タスキには、墨とかマジックで
「書記候補 〇〇由美」って名前を
書かなければならなかったのだけれど
うちには美しい字を書ける人がおらず
それも未記入で
自分が頭の中で描いていた
『ちゃんとしたもの』を
用意することができないのが
これまた気が引けていた
それならそれで
先生のところに持って行って
「書いてもらえませんか」と
頼めたらよかったんだけど
チキンな私にはそれもできなかった
オーマイガー!
しかし、根が図太いのか
最後には「でもまぁ、演説は
タスキなしでも別にいいだろう」
という開き直りの境地に至った私
で、担任のY岡先生に
「タスキは家に忘れてきました」
と嘘をついたんですよ
そうしたらそのY岡先生、
「家にあるなら取ってこよう」って
すぐさま私を車に乗せて
家まで送ってくれたんです
「なんしよっとかぁ、お前は!!!」と
雷を落とされることもなく
「そんなら、取りに帰ればよかたい」
という調子だった
学校に着いたら着いたで
国語のB田先生が
タスキに墨で
それはそれは立派に
「会計候補 ○○由美」と
書き入れてくださり
無事それを付けて
演説することができました
結果は…
当選🎊
…だったんだけど!
他人の目を気にした
ちっぽけなプライドから出た嘘で
周囲の人たちを振り回しちゃって
ほんと「お騒がせなやつ」だったよね
自分史を書くまで
自分ではずっと
「よくバレなかったものだ」
と思ってた
でも、もしかしたら
周りの大人たちは
嘘だと気づいていながら
それに付き合ってくれてたの?
とも思えてきて^^
人生つらい面ばかりに
目が行っていたけれど
自分が気づかなかっただけで
私の周りはいつだって
優しい世界があったのかもしれないね
次回は
➡第10回【中学校時代】④
部活の先輩からの恐怖の「呼び出し」
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