感動日記 四二六九 組織は腐り易い 令和六年七月十三日 | 雨にも負けず菩薩道

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菩薩の心で人生を生きる。

現状維持は後退を意味する、という言葉があります。

一方では組織を維持しなければなりません、しかし常に目標を目指して改革しなければ組織が腐ってしまいます。

伝統の傘に縛られていると、いつの間にか組織は腐ってしまいやすものです。

人間の成長も性に縛られやすいのと同じようなものなのでしょう。

全ての組織に当てはまるのではないでしょうか。

昔ですが相撲界において日馬富士の暴力事件が話題になった事がありました。

真相は定かではありませんが、協会においては余り好ましくない事件なので隠してしまおう、という意図があったようです。

大手のニッサン自動車においても最終検査のチェックを無資格者が長期間行っていた。

神戸製鋼所による改ざん問題では、全国4カ所の工場で管理職が把握するなど、不正が長年横行していたことが明らかになりました。

宗教界においても大改革が必要のように思われます。

組織においては利益の追求は当り前でしょうが大組織になればなるほど内部告発が出来るような組織をつくってチェック体制を整えておかないと被害額が膨大になってしまうのです。

そして幾ら大会社で有ったとしても倒産してしまいます。

12年程前ですが事故米問題で熊本の美少年酒造が倒産してしまいました。

美少年酒造の米焼酎は香りがフルーティーで安く、よく戴いていました。

何故、基本である原材料の検査を行わなかったのでしょうか。人間と同じく我を振り返る事をないがしろにしたのでしょう。