感動日記 四一九〇 盆栽にも名前を 令和六年四月二十五日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

       

知人で一度会ったらその人の名前を覚え忘れない特技をもった女性がいます。

ガソリンスタンドを経営している会社の奥様です。

一度しか行ったことのないお客様に「ハイ、何々さんいらっしゃい」などと名前を呼ばれたならば、一度しか来たことがないのに名前を覚えてくれている、と感動してしまいます。

そしてお互いに愛情が芽生えるきっかけになります。

名前を覚える事はお互いの絆を深めてくれます。

鳥のシジュウカラの鳴き声は言葉を喋っているという。

そのような話を聞くと鳥にも愛着がわいてきます。

最近、道端に咲いている花の名前を10種類ほど覚えました。

10種類ほど覚え人から褒められたりすると植物学者になったような気分になります。

ハイカラな外来種も多いのでしょうが全てに和名がついているようです。

ペットの時代だと言われています。

 

何故かと言うとペットが人間の孤独を癒してくれるからです。

家族という心の拠り所が崩壊し又、競争社会についていけないという精神的な疾患になってしまうような人や孤独な人などがペットを飼育するのです。

 

俳優さんなども家にかえってペットがいると競争社会から解放させてくれるのでしょう。

ペットは家族の一員であり必ず名前が付けられています。

名前を付けたり名前を覚えたりする事は大切な事です。

その心の底に愛が芽生えるからです。

 

万物は関連しあい、もつれあい励ましあい癒しあいお互いを認め合ってこそ生きていけるのです。

決して貴方は貴方だけでは生きてはいけないのです。

わたしの好きな盆栽は欅の寄せ植えです。

四季により変化する所から「春夏秋冬」という名前をつけました。

最近買ってきたイチョウの盆栽にも名前を付けました。

漢字では「銀杏」と書き英語ではギンコウと言う所から「銀光」と名付け木札をそえてみました。