感動日記 四一八八 烏野豌豆・春紫菀  令和六年四月二十三日 | 雨にも負けず菩薩道

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カラスノエンドウは三月~五月ごろにかけてピンク色の花を咲かせる春の野草です。

そのかわいらしい姿だけでなく、実や新芽は食用としても楽しめます。

カラスノエンドウは一部寒冷な地域を除いて、日本全国に広く分布する春の野草です。

矢の末端の弓弦にかける部分を矢筈といい、小葉の形状が矢筈に似ていることから、和名を「ヤハズエンドウ」といいます。

国内では本州・四国・九州・沖縄に広く分布します。温暖な地域を好むので、北海道ではあまり見られないそうです。

カラスノエンドウの原産地は地中海沿岸部で、エンドウと同様に食用として栽培されていた歴史もあります。

現代の日本では雑草と捉えられますが、葉・花・サヤ・実を食べられるので、きちんと下処理をすれば食用として問題ないとの事です。

所で「えんどう豆」の名前の由来は? えんどう豆は漢字で書くと「豌豆」と書きます。

これは、現在のウズベキスタンに「大宛国(だいえんこく)」という豆類を中国に輸出していた国があります。

 その『宛』という字に「豆」と言う字を足して『豌豆』になったのではないかと云われています。

又、同じような蔓草で小さな小さな花が咲くものをスズメノエンドウと言います。

美しさを見せびらかすでもなく美しさに満ちた花に和名ハルジオン「春紫菀」という野草があります。「春に咲く、キク科のシオン(紫菀)」という意味だそうです。

北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっています。

ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける野草です。

一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言い伝えている美しさの象徴のような花です。

同じキク科であるハルジオンとヒメジョオンは、見た目が非常に似ている上に、名称も紛らわしい。

大正時代に北アメリカから渡来して帰化し、各地で野生化している。

繁殖力が強く、市街地から農地まで分布し、日当たりの良い道端や空き地、荒れ地、田畑のまわりなど、野草としていたる所で見られる。