ヒメフウロ(姫風露、)は、フウロソウ科フウロソウ属に分類される一年草または越年草で別名が「シオヤキソウ(塩焼草)」とも呼ばれています。
茎の高さは40センチほどで葉は対生し、深く三裂-五裂している。
葉と茎がせん毛に覆われていて、茎と葉の端が赤みを帯びている。
葉の脇から伸びた枝の先に花を1-2個つける。直径2 センチ程の花で、桃色の花弁が5枚あり、開花時期は5-8月。和名は「花が小さくて可愛らしい」ことに由来し、別名の「シオヤキソウ」は、臭いが塩を焼いた時のもののようであることに由来する。
アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの北半球の温帯域に広く分布する。
日本では、伊吹山、鈴鹿山脈北部の霊仙山など、養老山地北部、四国剣山の一部地域のみに分布する。
山地帯の日当たりのよい石灰岩地質に生える。
岐阜県立自然公園条例により、伊吹県立自然公園の特別地域内において採取禁止対象の植物の指定を受けている。
各都道府県でレッドリストの指定を受けている絶滅植物の指定を受けている貴重な花です。
会うは一生の別れだと思ってみてみましょう。
レッドリストとは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストのことです。
春になるとあちこちで見かける花の一つ「マツバウンラン(松葉海蘭)は、見た目がきれいな花です。
海外から日本に入ってきて、その後日本の環境になじんだとされています。
マツバウンランの最大の特徴は、繁殖力が強いということ。
あっという間に広がるので、花の見た目はかわいいものの、雑草として扱われることが多いのです。
庭に入り込むと、駆除が面倒になることがあります。
マツバウンランの繁殖力が強い原因には、花が咲いてから果実ができるまでの期間が短いということがあげられます。
花が咲いている間に美しいからと見とれていると、すぐに種がまかれてしまい、気がつくと広がるので、注意が必要です。