ネットを見ていたら素晴らしい言葉がありました。
「朝は希望に起きる 昼は努力に生きる 夜は感謝に眠る」という言葉です。
確かに素晴らしい言葉ですが人は果たしてこの言葉のように生きられるであろうか。
このように生きられないから、この言葉が素晴らしいのではないかと思われます。
「朝から希望なんか持てるか 昼には努力なんか出来るか 夜はこんな人生に感謝なんかして眠れるか」の方の生き方が現実の人間の生き方のようです。
そのようにひねくれた人を天邪鬼(あまのじゃく)というのでしょう。
調べてみる事にしました。
アマノザク、アマンジャクメ、アマノサグメなどとも称され、漢字は天邪鬼を当てています。
昔話の瓜子姫を代表として、民間説話に多く登場する想像上の妖怪だそうです。
現在も、性質が素直ではなく、人に逆らう者を称して通常、用いられています。
天邪鬼は神や人に反抗して意地が悪く、さらに人の心中を探り、その姿や口真似を得意とするところに特徴があり、最後には滅ぼされるという悪者の典型を示しています。
主人公である神の正しさと勝利をよりきわだたせる脇役として設定され、結果的には善と悪二つを対照させる効果をあげています。また天邪鬼は山中にある妖怪の一つとも考えられています。
天邪鬼とは「具体的にどんな人?」と訊ねられた場合、素直ではない人やひねくれている人と答える人が多い。
実際に、自分に素直になれず、生まれ持った性格として、無意識に本心とは異なることを言ってしまう人も多くいます。
恋愛においても、相手が好きであるにもかかわらず、嫌いだと言ったり、一緒にいて楽しいと感じているのに、退屈そうにしたりする人もいます。
天邪鬼の性格 原因は、主に幼少期にあると考えられている。
親を始めとする周囲の人から、十分な愛情を得ることができなかったり、否定され続けてきたりした場合、本心をさらけ出すことに抵抗感を抱きやすくなる。
その結果、本心をさらけ出すのを避けるために、本心とは正反対の発言をしたり、行動を取ったりしてしまう形です。
「あまのじゃく」の語源・由来は「あまのじゃく」の元となったのは、日本神話に登場する女神「女神天探女(あまのさぐめ)」だとされている。
女神天探女は、人の心を読むことができ、その心とは逆の行動をする女神であった。
そして、神の意思に従わなかったため、天の邪魔をする者という意味の「(あまのじゃく)」として扱われるようになった。
そのため、本心とは異なる行動や言動をしてしまう人を指す言葉として、女神天探女の別名である、あまのじゃくという言葉が定着した。