感動日記 四一五八 どんでんがえしの人生  令和六年三月二十四日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

吾々は人生の全ては己のもので己、中心に生きています。

さてこのような人生が全て真実なのであろうか。

この世は己が全てをつくっているなどとの人生は思い上がりの偽物人生であるのではないか、との思いの方が真実であるようにも思えてしまいます。

神が吾々人間を創造した故に吾々は神のカケラであるとのキリスト教的な教えは人生の基本を高慢、思い上がりの人生にしてしまっているのではないだろうか。

あくまでも人間は罪悪深重煩悩熾盛の凡夫であるとの教えが真実なのではないだろうか。

そのように哀れで救われようのない人間を救ってあげたいとの誓願を起こされ成就されたのが阿弥陀様なのです。

その阿弥陀様がわたしの名前を読んでみてください、必ず貴方を私の懐の中に入れてあげましょうと約束されておられるのです。

さてその私の名前を呼ぶ「南無阿弥陀仏」の称名は貴方の魂の中に私、弥陀がのり移って貴方の口から発せられているのです。

決して貴方が発したお念仏ではありません。

人生はこの事の方が真実なのです。

貴方の称えるお念仏は貴方が称えているのではありません。

阿弥陀様が称えておられるのです。

これを人生のどんでん返しの幸せというのではないでしょうか。