わたしは山林で下草や小木が余りなくごく自然であるような雰囲気の山林が好きです。
しかしそのような庭はありません。
余りにも人間が手を加えたような庭は好きではありません。
盆栽にしてもそのようなイメージの盆栽は欅の寄せ植えではないかと思っています。
以前に大宮の盆栽美術館に行ったことがありましたが、今度行った時には買って来ようと思っています。
苗木を寄せ植えしたものを買いたいと思っています。
盆栽は今では外国人もその魅力に気づき「ボンサイ」として輸出もされているようです。
さてこの盆栽の魅力とは一体どのような事なのでしょうか。
調べる事にしました。
盆栽とは、植物を鉢に植え、枝・葉・根の様子や全体の姿を観賞して楽しむ趣味のことです。
樹木や苔などを使って、鉢の中に自然を表現します。
平安時代に中国から伝来した後、鎌倉時代に武士の趣味として広まり、江戸時代に栽培が盛んになる過程を経て日本の文化として定着しました。
盆栽は植物の姿を借りてその背景の自然や風景を感じるものであり鉢の中に大きな自然を映すものです。
自分が思い描いた風景、懐かしい風景を盆栽の鉢の中に再現し、いつでも愛でることができる身近な存在なので、毎日手入れをしていると自然に愛着がわいてくるようです。
「自然美」と「人工美」の調和が見どころの盆栽は、正面を見つけて目線を木の高さの中間に下げて眺めるのがポイントです。
あまり知られていないかもしれませんが、盆栽には「表」と「裏」があります。
「表」は、立ち上がりや幹の模様、枝振りなどの観賞ポイントがよく観察でき、盆栽が最も美しく見える面であり、「裏」は、その反対の面です。
「表」を探しながら鑑賞すると、盆栽をより一層楽しめるかもしれません。
盆栽の一番の魅力は、コンパクトな鉢の中に雄大な自然を感じられることです。
潮風が吹き付ける海岸でたくましく生きる松や、小鳥が飛んできそうな美しい森の風景などを思わせ、庭がないマンションでも自然の風景を想像して楽しめます。
育てるうちに自然とのつながりを深く感じられるところも、盆栽の魅力です。
成長の様子を観察していると、光や風の当たり方の影響、季節の気候に応じた変化など多くの気付きを得られます。
植物が自然の影響をどのように受けているのかが分かり、都会や緑の少ない場所に住んでいても自然を身近に感じられるのです。
そして、じっくりと育てる楽しみもあります。盆栽には気軽に始められる方法もありますが、それでも鉢植えに比べると手間がかかるのは確かです。
ただし、それこそが盆栽の楽しみの一つでもあります。
何かに夢中になる時間は、家事や仕事に追われる忙しい日々の癒やしになるでしょう。
カジュアル派から本格派まで、幅広い楽しみ方ができるところも魅力です。
賃貸で小さな盆栽を気軽に始める方もいれば、立派な盆栽を育ててコンテストに参加する方もいます。
使う器は小さくても、懐が広いという意味で”器が大きい”のが盆栽です。
盆栽を育てることで、生活リズムが整うというメリットもあります。
薄い鉢に少量の土を入れて育てる盆栽は、普通の鉢植えよりも水切れを起こしやすく、水やりを忘れるとすぐに枯れてしまうのです。
盆栽を育てることで、自然と朝起きて水をあげなければと意識するようになり、体内時計が乱れにくくなります。