感動日記 四五五八 不登校と自殺  令和五年十月二十七日 | 雨にも負けず菩薩道

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菩薩の心で人生を生きる。

日本の仏像の容姿の美しさは研ぎ澄まされた高度で繊細で不思議な程の美しさです。

他国の佛さまとは比較にならない位の美しさなのです。

何故なのでしょうか。

それは日本民族の感受性、繊細さからの作品であるからではないでしょうか。

もしかすると、その民族性が不登校と自殺に関係があるのかも知れません。

いわばデリケートすぎるからではないでしょうか。

   

小・中学校における不登校児童生徒数は約三〇万人と、前年度から二十二%も増え過去最多となったそうです。

なぜ、このように増えているのか。

しかもこの数字は、「登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間三十日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」で、行き渋りといわれる子どもたちも含めると、実際にはもっと多くの学校にいけない子が存在するという。

不登校の理由について、いちばん多いのは無気力や不安。

ついで生活リズムの乱れ、そしていじめを除く友人関係をめぐる問題、親子の関わり方と続きます。

「何十年も前から国をあげて、教育委員会、学校が改善のための努力をしているにもかかわらず、ますます悪化していく一方なのは、そもそも日本の学校の教育システムが合っていないからなのでしょう。

子どもたち一人ひとりが主体的に学び方を選べる教育システムに転換しなければなりません」。

これまで、だましだまし続けてきた学校というシステムが軋み始め、限界に近づいてきているのでしょう。

教育相談体制などの対症療法も必要ですが、教育関係者だけでなく、保護者や当事者である子どもも一体となって、教育を再構築していくときに来ているのではないでしょうか。(工藤勇一校長)

もう一つの大問題があります。

それは世界に稀に見る自殺者の数です。

変死体などを数に入れない自殺者を日本では自殺者と呼んでいます。

令和4年の自殺者数は21,881人で、前年に比べ874人(4.2%)増です。

日本の変死者数は、年間十五万人を超えています。

WHOでは変死者数の半分を自殺として扱うので、自殺と断定された数と合わせると十一万人にもなります。

これは他の先進国の十倍に相当する人数だという。

このような不登校と自殺者の多さの問題を如何に日本民族が激減させる事ができるかに民族の叡知が問われているのです。

 

大和民族の再生はこの不登校と自殺の問題の解決に凝縮されているとも言えます。