感動日記 四五五六  ブッダのように私は死んだ  令和五年十月二十五日 | 雨にも負けず菩薩道

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菩薩の心で人生を生きる。

夕方、歩いて帰宅中に立ててあった護美ロードの看板がなくなっていました。

北春日部西口の駅前道路に平行している七〇〇m位の歩道の出入り口に三枚の看板を立てたのですが、その一本が盗まれたのです。護美泥棒に盗まれたのです。

多分ですが余程気に入り他の場所に立てたかったのでしょう。

光栄な事です。

桑田佳祐さんの作詞作曲で坂本冬美さんが歌う奇妙な題の歌で「ブッダのように私は死んだ」という歌があります。

何故、今までにない様な題名の歌が、脚光を浴びたのでしょうか。

勿論、桑田さんは、プロとしては今の世相からして流行るであろう事に気付いていた曲のはずです。

桑田さんの発想はサスペンスだったようです。始まりは「目を覚ませばそこは土の中 手を伸ばせば闇を這うだけ 虚しい唇に揺れる 愛の残り火よ 私をこんなにした人は誰?」ドラマチックな言葉です。

普通の言葉ならば、ブッダのように私は死にたい、となる所を少し捻って、私は死んだ、としたのです。

その方がドラマ的だからなのでしょう。

今の社会は将来への不安、競争経済社会から孤独社会に突入しています。

このように将来も現実も真の教えのようなものを求めている時代なのです。

そこにブッダがあらわれたのです。

世相全体がびっくりしたのです。

そして人々よ目を覚ませというような題名になったのです。

人間としての根源は成仏する事だからなのでしょう。

わたしという存在を分かろうというのが真実のわたしであり、そのわたしの中に仏性があるのでしょう。