感動日記 四三六九 他好 令和五年四月二十七日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

世の中には好きな人、嫌いな人がいます。中でも権利を主張し威張り自己中心の人ほど嫌いになります。そしてその人は友達がいなく孤独なのですが、どうして孤独なのかを考えず知ろうともしない気の毒な人のことです。

    

我が社の会社の入口に他助一家というタヌキの置物が置いてあります。主人の他助と後妻の他聞と先妻との子供である長男の他好と妹の他幸そして尼さんになった先妻の他往と最近、孤児院から来た他力です。

 

他とは阿弥陀様の事です。故に他好とは阿弥陀様の力でどの様な人にもいい所があり尊い命を戴いて生きている、よって脇隔てなく好きになりましょう、という阿弥陀様の化身なのです。

 

しかしわたしにはそのような思いにはなれませんが他好君がいるお蔭で懐が大きくなり嫌いな人でも好きになろう、そして同じ人間として生きようという心が生まれてくるように思えるのです。