感動日記 四三三四 孤独からの開放  令和五年二月二十一日(火) | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

朝のランニングで行きあう人には正直あまりお早うございます、と挨拶をしたくありません。したとしても頑張って挨拶しています。

何故かというと人それぞれ今日の仕事などで目標が異なるからなのではないでしょうか。

登山などで目的を一緒にしている場合にはごく自然に「こんにちは」の挨拶が出てきます。

相手がどんな人であったとしても必ず挨拶が返ってきます。

 

孤独からの開放は仲間意識を持つ事のようです。いわば目的を共有する友達をつくる事ではないでしょうか。

人は皆、細い小さな糸のようなものであり、その糸を束ねて編んだり絡めたりして縄のようにすれば強くなったり、反もの着物にもなります。

最近の参政党の飛躍が脚光を浴びています。日本民族の素晴らしさに気付いて元気をだせ、というような標語の元に結集し始めたのです。

 

このうねりは自然発生的な出来事であり決して消滅するような勢いではありません。

目的も大きく広く心からの集団であり友達なのです。

歎異抄に親鸞に弟子の唯円が「わたしはお念仏一途に生きていると思うのですが、歓喜に満ちて躍り上がるような気持ちになりませんがどうしてなのでしょうか」と質問しました。

親鸞の答えは「わたしもあなたと同じなのです。

それは煩悩が邪魔してそのような気持ちになれないだけです。

決して疑わずしてお念仏の世界に一緒になって生きましょう。」というように答えたのです。

お念佛の世界での同朋であり友達なのです。

   

生きる目標を師匠が、わたしと同じであり決して諦めずに一緒になって生きましょう、という優しさでもあります。

大きな目的を持ち仲間を、友達をつくる事が人生の目的のようでもあります。