こんにちは
THE CAPSULE CLINIC 院長 木塚雄一郎です
「自毛植毛について」9回目です
5.自毛植毛について 『刈るか刈らないか』グラフト(株)採取のこと
7.自毛植毛について 『インプランターとピンセット』インプラント(移植) のこと
毛量や自然さについて
『自然さのこと』
密度の話(8.自毛植毛について)のところで触れましたが
1回の移植でできる密度は50グラフト/㎠が限界です。
それに対してアジア人の毛の密度は70〜100毛穴/㎠と言われています。(グラフト≒毛穴)
どんなに頑張っても1回の手術では、移植密度は元々の毛の密度には及びません。
しかし、採取部(後頭部・側頭部)の毛は相対的に太いため、移植毛も相対的に太い毛となります。
このため、移植部は密度以上の毛量となります。
「植毛はやや太めの毛がやや密度が低く生える」ということです。
メリット :密度以上にボリューム感が出る
デメリット:自然さという点では限界がある
患者様には「最大限の配慮を払いますが、それでも自然さには限界があります」ということをお伝えしています。
特に生え際は太い毛が悪目立ちしやすい傾向です。
基本的には生え際付近はあえて相対的に細い毛を移植し、さらに最前線付近は採取した株を細分化して1本毛として移植します。
ただ、これをやりすぎると毛量が出なくなりますのでこの辺りはバランスも必要です。
患者様の毛質によるところも大きいです。
・採取部の毛が太い方はボリューム感が出やすいですが、自然さではやや劣ります。
・採取部の毛が細い方は自然さは出やすいですが、ボリューム感ではやや劣ります。
・くせ毛の方はボリューム感が出やすく、既存毛との毛馴染みが良い傾向です。
「植毛はやや太めの毛がやや密度が低く生える」
メリット: 密度以上にボリューム感が出る
デメリット:自然さという点では限界がある
以上の点を患者様にはご理解いただければと思います。
私はそれを踏まえた上で、「いかに綺麗な嘘をつけるか(=自然さを追求するか)」を考えて手術をしています。
自毛植毛
副作用(リスク):腫れ、痛み、出血、かゆみ、血行不全、傷跡、感覚の違和感、ショックロス、くせ毛、自然さの限界、など
※経過には個人差があります
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