政治とイメージ。 | 小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

昨日の東京都知事選挙。

小池さんの圧勝ということのようですね。

そして、蓮舫さんが、惨敗という話。

2位にもなれず、3位だった。

 

みんな、投票をする時に、その候補者の、政治的力量とか、政策とかを、考慮しているのでしょうかね。

恐らく、そういう人は、少数派で、結局は、「この人なら、良さそうだ」という、漠然としたイメージで、投票をする人が多いのではないでしょうかね。

もっとも、元々、その人の、強い支持者とか、自分の支持政党が支持をしているから、と、言う人も、多いのでしょうが。

 

今、日本では、特定の「政党」を支持している人は、少ないですよね。

圧倒的に、多いのが「支持政党なし」という人たち。

この「支持政党なし」という人の票を、どうやって確保するのか。

それには、やはり、「イメージ」が重要なのでしょう。

 

蓮舫さんを超えて、2位となったのは、元安芸市の市長だった人のようですね。

どうも、報道を見る限り、やはり、パフォーマンス重視の人で、SNSなどでも、活溌に活動をしているよう。

その辺りが、「支持政党なし」という人たちから見れば、目立って、面白く感じられるのではないでしょうかね。

 

ちなみに、蓮舫さんについて。

個人的なイメージですが、どうも、政治家として、カリスマ性に欠けますよね。

人を引きつけるような魅力が無い。

これでは、なかなか、支持者以外からの票を獲得するというのは、難しいのではないでしょうか。

 

一応、小池さんには、政治家としてのカリスマ性のようなものが、蓮舫さんに比べると、多く、あるような気がする。

かつて、自民党に居たこともあり、大臣なども経験しているので、実績としても、蓮舫さんでは、かなり、差がある。

これでは、なかなか、勝つのは難しいのでは、と、思うところ。

 

さて、この「政治」「政治家」と「イメージ」について。

 

フランズでは、下院の選挙で、何とか、左派の連合が、いわゆる「極右」と呼ばれる政党を抑え、過半数を確保したということ。

いろいろと、ネットの記事を見ていると、今、ヨーロッパで勢力を強めている「極右」と呼ばれる政党の人たち。

言っていることは、日本の自民党の保守派の人たちと、大差はないということのようですね。

彼らの主張は「移民の流入を抑える」とか「国の伝統、文化を守る」とかいったこと。

これを「極右」と呼ぶのなら、日本の自民党の保守派も「極右」だろうという話。

 

この話は、安倍政権の頃から、ネットで、ちらほら、見かけていました。

ヨーロッパの政党を「極右」というのなら、安部さんは、「極右」より酷い、と、ネットで書かれていました。

 

なぜ、日本のマスコミは、ヨーロッパの政党は「極右」と呼ぶのに、日本の自民党を「極右」と呼ばないのか。

 

まさに、イメージ操作ではないですかね。