曖昧な日本語。 | 小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

大谷選手が、ようやくホームランを打ち始めましたね。

やはり、本人も、悩んでいたという話。

体調も、悪かったという話も。

焦る大谷選手に、監督が「自分らしく居れば良い」とアドバイスをしたという話もありましたね。

 

やはり、スポーツ選手史上最大の契約金。

結婚。

通訳の人によるスポーツ賭博の問題。

色々と、周辺事情が騒がしく、野球に集中することも、なかなか、難したかったのではないかと想像します。

一本、ホームランが出たことで、心理的にも、楽になったものと思われますが、これから、どんどん、活躍をすることになるのでしょう。

 

さて、大谷選手の今シーズン、第一号のホームランを打った時、そのホームランボールを取ったファンの女性のことで、少し、問題があったようですね。

 

一つは、その女性から、大谷選手のホームランボールを返してもらう時に、球団側の態度が、非常に、高圧的だったということを、ファンの女性が、マスコミに告発をし、不満を述べたという話。

これに関しては、球団側が謝罪をし、改めて、お礼をすることで、決着をつけたようですね。

 

そして、もう一つは、大谷選手が、その日のヒーローインタビューか何かで、

「ファンの人と話をして、返してもらうことになった」

と話したのを、通訳の人が、

「『私』が、ファンの人と話をして」

と、翻訳をしてしまったため、アメリカで、

「大谷が、嘘をついた」

と、一部で批判をされたという話。

 

これは「日本語」と「英語」の違いの、特徴的な部分ですよね。

 

日本語では、「相手が当然、知っている」と思われることや、「雰囲気で、当然に察することが出来る」と思われることは、省略をするのが当たり前。

大谷選手は、「誰が」、ファンの人と話をしたのかという部分を、省略して話した。

これは、当然、「球団の人が」と、日本人なら、解釈をすること。

 

しかし、英語では、「誰が」「誰を相手に」「何を」したのかということを、省略することは出来ない。

だから、通訳の人は、自分の解釈で、とっさに「私が」という部分を、英語につけ加えたのでしょう。

それが、誤解を生むことになってしまった。

 

こういうところが、語学の難しいところですよね。

特に、日本語は、この「省略」する部分を理解するということが、外国人には、難しいのかも。

 

今、生成AIが、この翻訳にも力を発揮し、かなり正確な翻訳が出来るようになっているようですが、この日本語の「省略」をした部分を、AIは、正確に翻訳することが出来るのでしょうかね。

英語を日本語に翻訳することは、かなり正確に出来ると思うのですが、日本語を、他の外国語に翻訳をする時は、どうなのか。

具体的に、試してみたいところですが。