勝手橋。 | 小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

昨日、インドで、橋が崩落し、多くの死傷者が出たという報道がありましたね。

ネットの記事を見ると、少なくとも、141人が亡くなったということ。

この橋は、インドがイギリスの植民地だった時代に作られたものだそうで、観光名所にもなっているそうですね。

数日前に、修復工事を終えたばかりだったということ。

今回の事故を受け、この橋の保守、点検を行っていた会社の関係者、9人が逮捕をされたということ。

 

韓国での事故があったためか、日本では、それほど、目立ったニュースにはなっていないような印象ですが、大変な事故ですよね。

日本で、歴史的な名所になっている橋では、山口県の「錦帯橋」や、徳島県の「かずら橋」などが思い浮かびますが、他にも、どこか、あるのでしょうかね。

歴史的名所なのですから、当然、古い橋なのでしょうが、日本では、しっかりと、保守、点検は行われているはず。

 

さて、先日、テレビのニュースを見ていると「勝手橋」という橋の話をしていました。

 

この「勝手橋」とは、自治体が作った橋ではなく、近隣の住民が勝手に作った橋のをことを言うそうですね。

そして、誰が、保守、管理をしているのか分からない橋も多く、危険なものもあるということ。

近隣住民が、勝手に作ったというと、「簡素」な橋を想像しますが、必ずしも、そうではなく、かなり、立派な橋もあるようですね。

 

僕が住んでいる町にも、川があり、そこには、当然、橋が架かっている。

多くは、自治体の作った橋でしょうが、その中に、「勝手橋」と思われる橋が、一つ。

その橋は、周辺の自治体の作った橋とは違い、石造りの立派なもの。

その橋の正面には、かつて、会社だった建物があり、その会社が、自費で作ったものなのだろうと思いますが、やはり、保守、管理がされていないのか、石造りの橋には、大きな亀裂が入っているのが見えて、上を歩くと、少し、怖い。

もっとも、今では、その橋を、敢えて渡る必要は無く、少し、隣に、川を渡れる場所がある。

しかし、昔、その会社に勤めていた人たちは、その橋の上を、行き来していたのではないですかね。

 

そして、同じ川に、僕が、小さな頃に、近隣の住民が勝手に作ったのであろう、手作りの木製の橋があったのを、かすかに覚えている。

見るからに、歩くのに危険な感じで、僕は、その橋を、一度も渡ったことが無かった。

 

やはり、川というのは、人の住む場所を分断するもので、そこに橋があれば、もっとも便利なのに、と、思うと、住民は、勝手に、橋を作ってしまうものなのでしょう。

今の時代は、そういうことも、なかなか、難しいのでしょうが。