将棋、王将戦、挑戦者決定リーグ。
羽生九段が、五連勝ということで、一位が確定したということ。
しかし、まだ、藤井王将への挑戦が決定をしたという訳ではないよう。
羽生九段を、二勝一敗で追っているのが、豊島九段。
豊島九段が、渡辺名人、服部五段と連勝をし、最後、羽生九段にも勝てば、羽生九段と豊島九段とでプレーオフ。
勝った方が、藤井王将への挑戦ということになる。
つまり、豊島九段が、後、一回でも負ければ、羽生九段の挑戦が決定ということ。
藤井聡太、羽生善治という天才棋士同士の、初のタイトル戦ということになり、将棋ファンは、期待をするところでしょう。
ここ数年、羽生さんは、あまり、調子が良い感じではなく、タイトルを全て失い、A級からも陥落。
棋譜を見ていると「らしくない」負け方も多く、やはり、いくら天才と言えども、年齢から来る衰えには勝てないのかと、往年のファンからすれば、寂しい感じでしたが、まだまだ、ここで、タイトルを争うことが出来る力があることを見せつけたということ。
さて、将棋と言えば、先日、A級順位戦での永瀬王座と佐藤天彦九段との対局で、佐藤九段が、
「マスクを、長く、外していた」
ということで、失格になってしまったことが、ネットなどで物議を醸していたよう。
確かに、対局に集中し、マスクをかけ忘れていたということならば、即「失格」というのは、厳し過ぎるような気がする。
規則があるのでしょうが、もう少し、柔軟に対応が出来なかったものか。
警告、注意などの段階を挟み、「失格」は、それから、という判断でも良かったのではないかと思うところ。
そして、この問題に関して、佐藤九段側が、今日、「失格」の取り消しを求めたという記事がありました。
「失格」は取り消し、再対局という流れになれば良いですけどね。