THE YELLOW MONKEY
「SICKS」(1997)


ボクの体内を流れる血液の何分の一かは、吉井和哉というロックスターによって作られた。
ド腐れ童貞時代、ボクの濁った瞳に映し出された彼の姿は、この世の者とは思えぬぐらいカンッペキにカッコよかった。
ホントに死ぬ程影響を受けた。

セクシーで猥褻、男らしくて女々しくもあり、優しくて残酷。
実はメチャクチャ弱い男が、ナルシシズム全開で精一杯に虚勢を張る詞世界は、ビジュアルとも相俟って、モノホンのロックスターだ!!と、クソ童貞一匹を虜にするには充分過ぎるぐらいイカしていた。

吉井和哉に少しでも近付きたくてサングラスを掛けたし、タバコもバカスカ吸った。
カラオケでは女の前でカッコつけてイエモンを歌った。
でも1ミリも近付きゃしねー。
そりゃそうなんだけど。
まぁそんなのも今にしてみればいい思い出。


そういったビジュアル面もさることながら、ボクは吉井和哉の歌詞にも激しく魅せられた。
特にイエモン時代は顕著だが、前述した吉井和哉の詞世界は、内省的なものですら、エネルギーが外側に向かって爆発的に放出されているのが魅力的だと思う。


"アッカンベーしたまま 時代を蹴って 誇り守るぜ" by I CAN BE SHIT, MAMA

"赤い夕日を浴びて黒い海を渡ろう" by 楽園

"せまいベッドの列車で天国旅行に行くんだよ" by 天国旅行

"メキメキ太くなれ我が望みよ" by HOTEL宇宙船

"全開だもの 全開だもの 全開だもの この気持ちは" by 淡い心だって言ってたよ

"メチャクチャに引き裂いてくれ もとに戻らないぐらい" by 人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)


イエモンの曲には人間の持ち得る欲という欲のすべてが、凄まじい程にギラギラと漲っている。
そのエネルギーこそが、吉井和哉をロックスターたらしめていることは言うまでもない。
ボクも今よりもっと激しく欲望を燃やして生きなければ。

まぁこんなこと言ってるけど、何も未だに吉井さんのようになりたいなんて、そんな耳が腐るような戯れ言をほざきたいわけじゃない。
色々考えた結果、ボクはせめて眞鍋かをりになりたいんだってことが分かりました。
大日本テロル
「兵隊さんは命がけ!」(2001)


「新しい神様」という映画を観た。
ある右翼活動家の若者達を追ったドキュメンタリーである。
作品中、その若者達は演説などの街宣運動の傍ら、自らの思想を引っ提げて、維新赤誠塾というバンドとしての活動も行っていた。
そのバンドの主要メンバーが後に結成したのが、今回紹介する大日本テロルである。


ボーカルと作詞を手掛けるのは、今や左翼系作家として絶大なる支持を集める雨宮処凛。
彼女はパンクバンドのボーカリストとして、類い稀なる才能を持っている。

"安保・安保・アンポンタン"とか、"兵! 兵! 徴兵制"(Hey!と兵!を掛けていると思われる)とか、正直どうかと思うぐらいダサイ詞でも、彼女がしゃがれた声でシャウトすると、そりゃもうとんでもなくカッチョイイ。
完全にアジテーター向きの声である。

だから本作は思想はさておき、単純にパンクのアルバムとして、真っ当に評価されるべき名盤である。
まぁ元が自主制作で、現在はレア盤だから入手は難しいとは思うが。


さて、少し映画の話にも触れておきたい。
映画は若かりし日の雨宮処凛を中心として描かれる。
作品中、彼女は「自分なんて無い。だから究極的に信じられるものを求めている」、「政治運動やってんのも、日常の苦しさを和らげる為の道具かもしんない」などと語る。
彼女は一貫して、"自分とは何か?"、"自分の生きづらさを形作っているものとは何か?"を探し続ける。
その為なら北朝鮮にだって足を運ぶし、右翼の街宣運動だって行う。

だから彼女が後に左翼的思想に翻ったのも、何ら不思議なことではない。
右翼は彼女の自分探しに於ける通過点でしかなかったのだから。
勿論それは今現在の彼女にも全く同じことが言える。
何故なら、死ぬまで彼女は、その理由を探し続けるはずだからだ。


ボクは思想的に右も左も無い、ただのノンポリだ。
しかし、その"思想"と"自分"という一個人を切り離して考えない彼女の生き方には激しく共感する。
作品中、24歳の彼女は自分の信じるものに疑問を抱いて悩んだり、新しい何かを探そうと自問自答したりと、そういった様々な葛藤と闘いながらも、日々を生き抜く。

そんな彼女を見ていたら、「ワタシ何も考えんと生きてるからぁ~」と、それがあたかも自身のポリシーであるかのように、誇らしげにのたまう奴を、悪だとすら思った。

考えることを放棄した時、人間は終わる。
そんな当たり前のことを、彼女は歌っているのだと思う。
もぉ~マジでうっとおしいわ~、梅雨。
ただでさえアタマおかしなってんのに、何でこんなシーズンにぶち当たるかねぇ。
あー、今週中頃ぐらいからちょっと調子良くなってきてたのにぃぃぃ。
まーた梅雨明けるまで1ヶ月ぐらいダウナーな気分続くわ~。
ホンマ、怨むで、ホンマ。


今朝起きたら、グズグズでジメジメした天気で、新聞で週間天気予報見たらずっと雨マーク。
あ~、コレま~た変なスイッチ入るわ~と思ってたら、ニュースでAKBの指原が何か博多に飛ばされるみたいなのが流れてて、それ見た瞬間、全くAKBなんて興味無いのにすっげぇ悲し~くなってきてもうて、もうすでにスイッチ入ってたんや~と認識させられてさぁ。


んでコレはイカン、と。
何でもいいから、ちょっと楽しげなことでも考えとかなアカンわ~と思って、パッと頭に浮かんだのがマジカルバナナ。
何がオモロイねん。
やる相手もおらんわ。

他に何か無いかなぁ~と結構長い間考えたんやけど、何一つ出てけぇへんかったわ。
25年間、少ないながらも生きてきて、マジカルバナナ以外何も出てこないって、そんなことある?
そんな古臭いゲーム引っ張り出してこれる脳ミソあるんなら、他にも何か出てきそうなもんやんか。
これが全く出てこないのよ。


ダメや~。
ギリギリまだ良識という機能は停止してないから、何とかここには書かずに済んでるけど、もはやあの山城新伍の伝家の宝刀「チョメチョメ」を以てしてもカバーしきれないぐらい、えげつないことが頭掠めるわ~。


今回はマジでヤバイ感じがするなぁ。
一応ね、精神安定剤を何錠か持ってはいるんですよ。
でも、これ一回飲んでもうたら癖になってもうて、無かったら生活出来へんようになるんちゃうかなぁって不安があるから、今までかなり辛かったけど、何とか手を出さずに済んでたのよ。
でも今回ばっかりは手を出しちゃいそうやなぁ。
ちょっぴり背伸びしたい17歳的感覚で、パクッといっちゃいそうやなぁ。
あー、もうこんなんも全然オモロないしー。


今日は一日中ずーっとこんな調子なんですわ。
んでまぁ、昼間テレビ見てたのよ、ぼぉ~っと。
そしたら何かの番組で、かつみ・さゆりがロケしててんけど、それをまぁボクは腑抜けた感じで見てたの。
いやしかし、アレはねぇ、おもっくそ第三者の目線から見てたら死ぬ程オモロイね。
特にかつみ。
何ですか、あの若々しいけど全く羨ましくないファッションセンス。
あと、あのはしゃぎっぷりよ。
あのはしゃぎっぷりを作動させるスイッチは、フツーの人間に常備されてるものじゃないよ。
絶対に外付けやもん。
とかそんなことを考え出したら腹裂けそうなぐらいオモロかったわ。
それが今日唯一楽しかったことやなぁ。