昨日の投稿では、私的な過去の話を読んでいただきありがとうございました。
もう一日よろしければお付き合いくださいm(__)m
現在、施設でお世話になっている母、
会うたびに、
父をはじめ、祖父母や実家の人の悪口から、
お世話になっている施設への不満・・・
(よくやってくださってるのに
)
そんなこんなの母を見ていて、
きっといろんなことを我慢して飲み込んできたのだろう、
だから、いま不満しか出てこない。
大変だったよね。辛かったよね。
そう思うものの・・・
でも、思い返せば、今に始まったことではなく、
母はずっと
「お父さんがしっかりしていなかったから」とか、
「別れたかったけれど、あなたたちがいたからできなかった」
と、ことあるごとに言ってました。
亡父がきちんとしていてくれていたから、
今、施設にお世話になることもできているし、
過去、母は姉にひどい暴言を吐きまくったにもかかわらず、
姉は母を見放さず、時折面会に行ってくれている。
そこに感謝はないのかな・・・
冷たい娘かもしれませんが、
不満だらけの老後だとしたら、
それは、自分の生きてきた道の行き着く先だったのではないか、
自分が歩んできたように、自分が決めたように人生は進んでいくと
母を見ていてそう思うのです。
私は、息子に不満ばかりいう老後にはなりたくない。
自分の大切な人たち(家族、友人)に、
幸せでいてほしいと願うなら、
まず、自分が元気で楽しく過ごさないと!
「悔いのない毎日は小さな幸せを味わうことからはじまる」のだと思います。
今日の空を見て、キレイだと思えること、
誰かに「ありがとう」と素直に伝えられること、
そして、自分自身をいたわること。
ほんのささやかなことでも、
それが積み重なれば心は穏やかになり、
きっと未来の自分を優しく照らしてくれるはずです。
母の姿にため息をつきながらも、
私はこう思うようになりました。
「私の老い方は、今からでも選んでいける。
悔いのないよう精一杯楽しもう」と。
