精霊たちーはがき大ペン画 作品1294 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

  ≪たいふう・わふく・さかなや

        台風・和服・魚屋

 

〖台風〗

日本では古来「野分き=のわき」と言っていました。

「野分(のわき・のわけ)」は、立春から210日から

220日頃を指し、この頃に「野の草を分けるような

強い風が吹く」ということから、台風のことを指して

いました

この言葉はすでに平安期には既に見受けられる

ようです。

私の子供の頃には、210日というと、は台風の

代名詞でもありました。

「台風」という言葉は、明治39年、中央気象台の

記録に初めて出てくるそうで、これは漢語の「大風

に由来し、これは英語の「Typhoon=タイフーン

の語源ともなっています。

 

タイフーン

太平洋北部に発達した熱帯低気圧。

(ギリシア神話の風り神TYPHONまたは、アラビア語

の「tufa=嵐」の説もあります。

語源が国際的に関連してそうですね。)

ハリケーン

スペイン語の「HURACAN=暴風の神」の転化した

もので、スペインの船乗りが「とぐろを巻く」という意味

で用いたと。

サイクロン

北大西洋、カリブ海方面の熱帯低気圧。

ギリシア語の「回る・旋回」の意味からで、「サイクル」

と語源を同じくします。

 

〖和服〗

現在では「和服=着物」となっていますが、本来は

「着物」は「着る物=着衣」でありました。

和服」は明治期に入ってきた「洋服」に対するもの

として作られた言葉であります。

今では、一般の着衣は「服」といわれ、

「着物=和服」として区別していますね。

※「衣裳」というと、演劇や舞の時に身に付ける衣服

  を指しますが、本来は「衣」は上半身に身に着け

  るもの、「裳」は下半身に身に着けるものを指し

  ていました。

 

〖魚〗

古来「魚=ギョ」は和訓では「いお・うお」と呼んでいま

した。

これが「さかな」となったのは「酒菜」(菜はおかずの

意味)からであります。酒の添え物として「魚」が多

かったところから「酒菜=魚(さかな)」となりましたと。

なお、酒の添え物は「肴=さかな」と表記きます。

※「肴(こう・さかな)」は「月=肉+爻(まじわる)」で

  いろんな食材を交える御馳走の意。

  古くは酒に添えるものの総称で、服飾品や武器

  などが引き出物として添えられました。

  江戸時代中期以後、食品がしゅとなったものです。

  また、酒席の座興になる話題の歌舞などのことも

  指します。

   (参考:「日本語100の秘密」沢辺有司/彩図社)

 

誤字脱字ご容赦ください。

 

            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版