精霊たちーはがき大ペン画 作品1287 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語  

     ≪みちー道・途・路・径≫

 

〖三途の川〗さんずのかわ

人が死んで七日目に渡るとされる川で、冥土の閻魔

に行く途中にあるとされます。

ここを渡って閻魔大王の審判によって、それぞれの犯

した罪によって三悪道(途)へと振り割れられます。

※三悪道(趣)とは、餓鬼道・畜生道・地獄のこと。

  これらの上に修羅道→人道→天道があり、合わせ

  て六道といいます。

三途の川の渡し守が脱衣婆とその夫の懸衣翁で、

渡し賃が六文であります。駄賃のないものは、ここで

この婆から衣をはぎ取られ、その衣を翁が気に懸ける

といわれます。

※真田軍の六文銭の旗印は、生きて帰らないという覚悟を示した

  ものであります。

三途の川の河原が「賽(さい)の河原」であります。

三途の川の渡り方には三通りあり、現世で罪を犯して

いない者は橋を渡され、罪の軽いものは浅い(浅水瀬)

所を渡され、罪の重いものは山よりも高い深いところ

(江深淵)を渡されます。

世界の多くの国に、これと同じような伝承があると。

 

中国では忘川、または奈河といわれ、まず記憶を消し

去る孟婆湯というものを飲まされるそうで、ここの渡し

守が牛頭馬頭であります。

 

ギリシア神話ではこの世を取り巻くステュクス川の支

流アケローン(悲嘆)川が冥土への川で、渡し守の

カロンのこぐ舟で冥土へと運ばれます。この時の渡し

賃が1オポロスといわれ、死者に口にこの銀貨を含ま

せる習慣があったといいます。

 

ーみち・ドウ・トウ

字の成り立ちは「辵=行く」に「」で、異民族の首を埋

めて清められたみちの意味。

(補)

古い時代には、他民族のいる土地はその民族の霊や

邪霊がいて災いをもたらすと考えられていました。

そこで、異民族の首を持ちその呪力で邪霊を祓い清め

て進んだところが道であります。

「導」くという字は「道+寸(手)」で、この首をもって先導

るところから、みちびくという意味となります。

 

ーみち・ト

字の成り立ちは「辵=行く」に「余=のびるの意味」で、

どこまでも続くこみち、みちすじの意味。

 

途次(とじ)

みちすがら。道のついで。

途上(とじょう)

道のほとり。路上。物事の発展途上。

【日本独自の用い方】

途絶(とぜつ)

ふさがってたどえる。

途端(とたん)

ちょうどそのとき。

途方(とほう)

てだて。手段。すじみち。

 

ーみち・じ・ロ・ル

字の成り立ちは「」に「各=あしに堅い石」で、もと

連絡みちのこと。

【字義】

・太いみちをつなぐよこみち。連絡のみち。

 転じて広くみち。→道路

 

路銀(ろぎん)

日本で旅の費用、旅費のことをいう。

 

路地(ろじ)

日本で家と家をつなぐ狭い道をいう。

 

路傍(ろぼう)

道端。

 

ーこみち・みち・ケイ・キョウ

字の成り立ちは「行く」に「」で、両地点をつないだ

まっすぐな近いみちの意味。

 

〖常用のみちの違い〗

ー人が行き来する普通のみち。

   人の行うべき正しいみち。

ー目的地まで行くその途中。

   目的の物事を行うやり方。(解決の途を探る)

ー特に大きく広いみち。(都大路)

ー特に小さく狭いみち。(径ーこみちとも読みます)

 

 

 

 

誤字脱字ご容赦ください。

 

            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版