精霊たちーはがき大ペン画 作品1253 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

         ≪ことのはー言・端

 

〖ことば〗

上古には「ことば」という語は、ほとんど見かけないということです。

漢字が中国から伝来した時、「言=こと=事」として、同じに用いら

れたといいます。つまり、「言」はそのまま「出来事」になるものと

考えられていました。→言霊(ことだま)の考え

これではとても不便でありますね。そこで、「言=事」とは異にする

「事を実現するものとは別に、口先だけの軽い物言いとして、

「言端」というものが生まれました。また、「言羽」という表記もされ

るようになりました。(ことの端くれ、羽のように軽い言ということ)

中古に入って、現代で用いる「言葉」という表記に変わっていきま

した。

〖古今和歌集ー仮名序〗(紀貫之著)に、下記のように出ています。

  <やまと歌は人の心を種として、萬(よろず)の言の葉

   なれにける。

これは、葉のようにたくさんあるという意味であります。

 

【言霊ーことだま】

「言」には霊力があるという考えであります。

  <敷嶋(しきしま)の日本(やまと)の国は言霊の佑(さきは)う

    国・・・・

と歌われています。

声に出した言葉が現実に影響するということであり、今日にも

残る「忌み言葉」なとはこの流れであります。

考えようによっては、ものを動かす魂のある生き物ともいえます。

「こちらおいで」と言うとやって来ます。

「ばか」というと怒ります。

「いいこだね」というと子供はにこにこと嬉しそうにします。

人を蔑むようないじめの言葉は、もはや暴力でありますね。

 

【ことわざ】

何かを実現させる力を持つ特別な言葉や、実現した行いに

根拠や意味与えるような言葉ということですね。

諺(ことわざ)の語源は「言業=ことわざ」からでありのす。

本来の意味は「言葉と行いが連携す」という意味でありました。

ちなみに「寿=ことぶき」は「言+祝(ほ)く」からであります。

寿(ことほ)ぐというと、言葉で祝福するということですね。

 

ーいう・こと・ゲン・ゴン

字の成り立ちは「辛=取っ手のついた刃物」に「口=誓いの言葉

もし不信があるときには、罪に服することを示したもの。

(補)

  音に区切りをつけ特別の発音を作ると、特定の意味を持つ。

  このことを示すのに「辛=刃物」の字が付いている。

 

言行は君子の枢機なり

言行と行動とは、学問・修養に志す君子にとって最も重要なもの

である。

(それにしては、諸国の上層部の人たちには、この逆の人が多い

ようですね。国民に困難なことを強いていて、自分は別と言わん

ばかり)

 

言に訥にして行いに敏

口は重くてなるべく控えめで、実行は敏速にする。

実行が大切で、言葉は末であるということ。

 

言語道断(こんごどうだん)

言葉で述べられないほどひどいこと。もってのほか。

もとは仏教語で、言葉で説明できない奥深い道理ということ

でありますが、言語による認識か尽きない限り、苦も尽きない

とされ、この言語を断ったところに悟りがあるとします。

 

ーはし・は・はた・タン

字の成り立ちは「」に「耑=布のはしがそろって垂れるさま」で、

右と左がそろってきちんと立つこと。

【字義】

・はし・・・垂れ下がった布の端。転じて、物事の一部分。

      →端緒・末端

・ただしい・・・両側に垂れた布の端がそろうように、左右の均衡が

     とれているさま。→端正

・左右を水平にそろえて持つ。

     →端茶(茶碗を両手ですいへいにささげる。)

・反対のものがそろって、一対となったもの。→両端

・異端・・・前と後、はじめと終わりがそろわず、食い違って均衡を

      欠いた説。偏った邪説。(主に、キリスト教に反する他宗

      のことをさし、仏教ではこれを外道といいます。)

・端倪(たんげい)・・・物事の糸口を見て取ろうとする。

      「端」は両手で捧げてみる。「倪」は目を細めてみる。

      転じて、おしはかる。推測すること。

端麗(たんれい)・・・姿や態度が整って美しいこと。

 

 

誤字脱字御容赦ください。

 

                   今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)