言葉の物語 <安と字>
「宀=家」に「女」と「子」。並べてみると何か関連が?
「女子供が・・・」というように。
と思い調べてみることにしました。
第一の辞書。
「安」
<「宀=家」に「女」で、家の中で女が静かにいる様子。>
女が安心して生活できることですね。
安らかなのは家庭の平和てすよ。
「字」
<「宀=家」に「子」で、家の中で子を産み育てること。
これが、 次々と子供が生まれていくように、字も
次々と生まれることに関連付けて、
「文字」を表すことに使われた。>
確かに関連してますが、元の意味は何処に行ったのか?
第二の辞書。
「安」
<「安」は「宀=ベン」は祖先の霊を祭っている廟(みたまや)
の屋根の形。そこに女が据わっている形。
新妻が廟にお参りして初めて、夫の家の人として認められ、
先祖の霊に守られやすらかで平穏な生活ができる。>
「字」
<「宀=ベン」は上記に同じで、子が生まれて一定の日数が過ぎて
養育の日数が過ぎて養育の見込みが立つと、廟に出生の報告
をし、名前を付けた。これが「字=あざな」である。>
これが字の元の意味ですね。
このように次々と生まれていくのが字なんでしょうね。
安心立命(あんしんりつめい)
「安心」は心が安らかなことですが、仏教では「あんじん」といい、
心の工夫のことを言います。
安心立命は信仰によって、天命を悟り、心が安らかにして
悩まないこと。これが、信仰が求める根本ですね。
心が安らかなことが、人が最も願い求めることであります。
それが、何によるかですね。
もともとは儒教で、民が安心して暮らせる社会を
言ったものだそうです。
浄土宗では「安心決定」と言って、
阿弥陀の本願によって必ず往生を得るという心の確信、
安らぎをいいます。
安楽 のんびりと楽しむことですが、この元は苦言であります。
憂患において生じて、
安楽において死することを知るなり(孟子)
人間はいろんな心配事や苦痛があってこそ、それをはねのけて
生き抜こうとするものである。
安楽にひたっていると死を招くだけであるという。
安分
分に安んず。 現在の身分に満足する。
学びて思わざれば則ち罔(くら)し(論語)
学問と思索の調和が必要。
学校の勉強はもっぱら記憶力。
学べば則ち固ならず
ボケ防止。頑固防止ですね。
学びで時にこれを習う。亦説(よろこ)ばしからずや(論語)
学ぶことが喜ばしいことを知るのに、どれだけの時間を
費やしたことでしょう。
≪偶成≫朱熹
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
いまだ覚めず池塘春草の夢
階前の梧葉已に秋声
2014..1掲載
今日一日 幸運でありますように!
誤字脱字ご容赦ください
