(前回からの続き)
こんにちは、まんなかを生きる科学者の絶學無憂です。
それではいよいよ、ハイヤーセルフとのやり取りをお楽しみ下さい。
と、その前に(まだかよ)、「ハイヤーセルフ」って表現すると間違いないのでしょうが、やや硬い感じがしまして、私が実際に話してみて受けたエネルギーの印象とはちょっと違うんですね。
AYANOさんのお声やお顔を借りて喋っているので、その影響もあるかもしれませんし、ハイヤーセルフそのものは肉体を持っていないでしょうから、姿かたちは無いのかもしれせんけれども、割と中性的な男性という印象でして、しかもとても若い印象、なんかとっても賢い男子高校生と喋っているような、そういう印象を受けました。
叡智を極めた老賢者、っていうような威厳のある雰囲気ではなくて、すごく情熱的にしゃべる、博識の明るい高校生みたいな感じです。メガネかけてそう(笑)。いや、これはAYANOさんがその日にメガネかけてただけか。
こんな感じの人がしゃべってそうw。博士の私のハイヤーセルフは、そりゃあハカセに決まってますわね。
「ハイヤーセルフ」って言ってしまうと、この印象とかなり遠いので、「ハイヤーくん」で行ってみましょう。ハイヤーて言っても、貸し切りのタクシーとは違いまっせ。
録音から文字起こしした忠実な内容を、LINEチャット風のレイアウトでお楽しみください。
ハイヤーくん
はじめまして、というご挨拶はふさわしくないですね。貴方自身のより高次元の意識でありますので、はじめまして、というご挨拶ではありませんけれども、このようなスタイルを取って貴方自身と対話をするのは初めてということでとてもエキサイティングな気持ちでいます。
謎解きをしていくと言うよりも、貴方がこの先の人生において自分でなにかのテーマを探ったり、テーマに向かっていくときの、たくさんの鍵を今日は受け取るような、そんな気持ちでいてください。
過去の答え合わせに執着せずに、この先の自分にとって有意義なアイテム、ツールを私と一緒に育てる、得ていく、というスタイルで参加されるととてもいいと思います。これがまず私からの提案です。どうぞよろしくお願いします。
さあ無憂さん、貴方がお聞きになりたいことから会話を始めて参りましょう。
無憂
分かりました。そうですね、まあひとつ、ここ10年以上ずっとテーマになっていて、自分なりにいろいろもがいてみたけれども、結局あまり解決していないこととして、身体症状ですけれども、歯周病で歯を失いそうだ、というのがあります。
ここから先に向かうに当たって、これ一体どうしたものなのかな、っていうのがちょっと見えなくなってきています。
一つの方向性としては、歯を失う人は世界にいるわけだから、自分もその一人として生きていく。そういう設定の中で、いかに自分をミゼラブル(みじめ)だと考えずに生きていくか、というそういう道もあるような気がします。
でも、もう治らないと言われるところまで来てますけども、ここでもまだ諦めずに治る道を探したほうが良いのか、これに対して何をしていけばよいのかっていうのがよく分からないんですよね。
ハイヤーくん
貴方自身は、もちろん長い間向き合っているテーマですし、たいへん探究心もおありになるので、様々な角度からそういったものを検証されてきたと思います。
ですが、今現在あなたが見ている視点というのは、これをどう受け入れよう、というスタイルだと思います。
これ、わたしは2つ方針があるけどどちらがよいか分からない、と言ったのに、ちゃんと今の自分がどちらを採用しているか、正確に把握しています。ま、ハイヤーセルフ=私、なんだから、当然といえば当然ですが。
ハイヤーくん
それは、実際現実的に起きている症状であったりとか、それから予想できる未来のスタイル、スタンス、そういったものをどうポジティブなものとして一番自分にフィットする形がいいのか探している状態ですね。ですが、それというのは、やはり極論になってしまいますけれども、飽くまで結果論なんですね。要はいつもピントを合わせたいのはこの瞬間の貴方の状態なわけです。
さて、私から一つ、もしこのタイミングで貴方とテーマとして向き合うのであれば、あなたは本音のところ、実際問題、そういったこの現状でどんな感情がまず自分に引き起こされているのか。それに伴って、自分が削がれていると思っている側面はどこなのか、いわゆる今この状態、この反応は自分のどこに起きているのかそれを見ていくのが、一番いいのではないでしょうか。
無憂
おおおおお。なんか普段自分が他の人に言ってるようなことをそのまま返された感じですね。うーん、なるほど。
ハイヤーくん
なぜそんな提案をしたかというとですね、同じテーマ、歯周病というテーマでも、ある人にとっては恥ずかしさだったりコンプレックスだったり、またある方にとっては不安や怖れ、ともかく反応がどこに出てくるか、というのが、それぞれのテーマなんです。それが本質的なテーマなんですね。
ということは、歯周病をどうポジティブに捉えるか、というよりも、自分はそれを通してどう反応したのか、いわゆるそのパターンを見ていくのが貴方の今一番優先すべき作業です。
歯周病をどうポジティブに捉えるか、というのは、補足すれば、ディマティーニ・メソッドなんかがそうなんですが、普通「悪いもの」と認識されている歯周病のようなものであっても、「あらゆるものは本来ニュートラルであって、人間の側が勝手にネガティブな側面だけを見ようとしているだけだ」という前提で見直したときには、ポジティブな側面が見つかってくるものです。
先だっても、Zoomのミーティングで田中真治さんと話す機会があったときに、この歯周病の話が出て、そのまま即興でセッションのようになった場面がありました。そのときには、歯を失う恐怖、噛めなくなる恐怖などはもう残ってなかったのですが(すでに自分で解放してきたので)、歯を失って喋れなくなる、というのはまだ嫌だ、という気持ちが残っていました。そこで、喋れなくなることにどんなポジティブがあるか、ということを聞かれました。
ウソみたいですが、そうやって探せばあるんですよ。言葉をうまく発することができないがゆえにかえって言葉の重みが増すとか、書き言葉がより上達するとかですね。
そうやって、常々悪いと思っているものに対しても(例えばコロナウイルスなんかも例題にはよいでしょう)、陰と陽と両方を見て、両者が完璧なバランスを保っているということに納得してしまうと、感情というのは解放されます。両方を見ることによって、「〇〇は悪いに決まっている!!!」という偏り、極性を持った観念を手放したことになります。
いわゆるポジティブ・シンキングとはちょっと違います。悪い方を見ないようにして、よい方だけを見ようとするのとは違います。ここで、悪い方を見ながら、良い方も両方見る、ということころがポイントです。
よい方だけを見るようにして(悪い方から目を背けるようにして)、視点を変えれば一時的には解放されますが(ですので無意味というわけではないですが)、振り子の両極を揺れているような不安定な状態ですので、何かあれば結局また戻ってきます。同じ振り子が揺れているだけ、というわけですね。
そのときもたしかにそうなって、話せなくなるということの恐怖(これは取り越し苦労というわけではなく、既に歯を数本失ってますし、また残っている歯もガタガタになってきているので、既に影響が出始めています)はたしかにぐんと減ったのですが、私のハイヤーマインドが言うには、そういうのは「今一番優先すべき作業」ではない、というのですね。
それよりも、自分の反応パターンは何なのか、どういうところに反応が出ているのかを把握するのが大事だと。
既に、分かりやすい、歯を失う恐怖などはあまり出なくなっているので、実は普段このテーマに関しては、はっきりとネガティブ感情を味わっているわけではないのです。こうやって聞かれると、えー、本当にまだ何かあるかな?でも他ならぬ自分のハイヤーセルフが言っているんだから、これはある、っていうことだな。.... とかなり自分の内側を集中して見つめる必要があり、私の返答は沈黙で途切れがちなものでした。
(次回へつづく)
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