前回からの続き

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こんにちは、絶學無憂です。

 

筋紡錘チャレンジという方法で、筋肉のスイッチをON/OFFして、2つの状態の違いを感じ分けるように訓練するのが、セルフ筋肉反射テスト習得の近道ではないかということでご紹介してきました。

 

ひょっとするとその筋肉のスイッチが始めから切れちゃっているかもしれませんし(ステップ1で負荷に耐えられずに関節が動いてしまう)、結果が反対になったりして体のエネルギー回路全体が乱れていてスイッチングという状態になってしまっているかもしれません。

 

前者の場合は、スイッチが切れているだけなので、スイッチを入れればよいだけで、少なくとも一時的にはステップ3の方法で、筋肉を伸ばすように筋腹を広げると、スイッチが入るでしょう。でもこの効果は一時的かもしれません。たとえば感情的なものが背後にあるかもしれませんから、長期的にはよりちゃんとしたバランス調整を考える必要があるかもしれません。

 

筋紡錘チャレンジのステップ2またはステップ3の結果が合わない場合、それはスイッチングと言えるでしょう。これは筋肉反射テストができない状態ですから、まずこれを何とかする必要があります。古いブログの記事にありったけの知識を突っ込んであるので、これらを試していただければと思います。

 

この記事の中で触れていない基本的なこととして、水分補給があります。キネシオロジー的には、多くの人は水分不足です。なんでそんなことが言えるかというと、キネシオロジーには水分不足をチェックする方法があるからです。

 

このチェックにも筋肉反射テストを使うので、先に筋肉反射テストができるようになっているのが前提ではありますが、方法は簡単でふたつあります。

  • 髪の毛を軽く引っ張りながら、筋肉反射テストを行う
  • 皮膚をちょっとつまみながら、筋肉反射テストを行う

これは筋肉を指標筋として使う方法になるのですが、水分不足の場合、テストしている筋肉が弱くなります。喉の乾いた状態で試して、水を一口飲んでからもう一度試してみてください。キネシオロジーの世界では水分不足の状態では筋肉反射テストが不正確になりやすいと言われています。タッチフォーヘルスの講習会などでは水を飲む(お茶やコーヒーはだめ)ことをかなり口うるさく言われるようです。

 

サラッと書きましたが、上のテストを一人でやろうとしたらちょっと困りますよね?

 

そう、手の数が足りないのです。髪の毛をつまむ、あるいは皮膚をつまむ手が必要で、さらに筋肉反射テストのために左右の手が必要となりますから。

 

このようなことがよくあるので、セルフ筋肉反射テストを実用化する上では、片手で筋肉反射テストができる、というのがかなり大事になります。あるいは手を全く使わずに筋肉反射テストを行う方法もあります。こうすると両手で作業を知ながら筋肉反射テストができますから便利です。また後ほど詳しく取り上げてみたいと思います。

 

次回へ続く。

 

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