2024年、一度また入院して10月下旬に退院。


さっそく「雨の轍」上映フィルムの本番予備を2本、竹内ちゃんの会社近くの、横シネ(横浜シネマ現像所)に送って状態を見てもらう事になった。しかし流石に28年前のフィルムは色ムラやアオリもあり、これでは上映はちょっと無理との判断。
 
それと同時に当時のプロデューサー古澤氏にもネガを探してもらっていて、一ヶ月後くらいに、東映ラボテックの倉庫奥深くに眠っているのが発見された!


年明けて1月にはネガを東映から横シネに移送、

横シネに簡易でのデジタル・データスキャンを依頼、
先週やっとBD5枚として映画全編が納品された。

しかし、横シネはマック機器での排出、こちらの手持ちPCはWindoesでの作業なので再生しても「音声」が出ない。いま再びWin用の機器での吐き出しを頼んでいる最中・・・。


 

実は私、28年前に自主映画を作っている、監督として。
題名は「雨の轍」。1993年7月に渋谷パルコと大阪で上映したのち、上映する機会もなくずっとフィルムは押入れ奥に眠っていた。
担当プロデューサーである古澤氏の尽力で、ウィーン・ロッテルダム・ブリスベーンの各国際映画祭に招待上映され、ウィーンへは往復の飛行機代・ホテル代込の大名旅行を古澤氏と行ってきた。まだまだ文化に資金が集まる時代だった。


それから遥か28年の歳月が流れすぎ、
去年の10月頭、映画のチーフ助監督してくれた
竹内ちゃんがお見舞いかねて豊橋の自宅に来てくれた。
彼は渋谷のNHK近くに会社を構えて、大河にDを出したり
BSドラマを独自製作したりしている。

その際、当時の撮影現場のスチールを酒のつまみに見始めたのだが、彼にとっては現場終わってから初めて見たらしく、おもっくそ懐かしがって、また上映会しましょうよぉ、とか強く提言された。

最初は私もそれほど乗り気でもなかったのだが、同窓会的上映会なら面白いのではないか、28年ぶりにスタッフ・キャストと共に美味しいお酒が

飲めるのではないかと思い始めた・・・。

2025/02/18

 

2/17の月曜日、
最後の抗がん剤LOVE注入

厳密に言うと最後の注入では無いのだが
抗がん剤の種類ということだと最後になる。

4年前の初発の時に打った抗がん剤「アドセトリス」
再発まで2年半も抑えてくれた、私にとっては一種の希望でもある。2度目の効用は2,3割しかないようだが、それでも数ヶ月の寿命は伸びて欲しい・・・。

今のところお腹の痛みもなく抗がん剤の副作用もこれから。

ただ若干の倦怠感が出てきている。

さらに昼からは軟らか食事が再開。
正直、また食べるとお腹痛みだすのではないかというトラウマに囚われているが、食べたほうが体力もつくので無理してでも食べようと思っている。

2025/2/15

ステント入れ替えは無事に終わりました。

実際に作業した消化器内科の先生は、中を覗くと網の隙間から大腸リンパがんが
飛び出していたそうな。なので今度は筒状のステントの少し長いものに入れ替え、

たそうです。これでひとまずは凌げる。


部屋に戻ったのが17:00くらい。そのまま寝て翌朝まで1回起きた分で熟睡できました。

今朝はお腹の痛みはなく発熱もないので、

月曜日には予定通りに抗がん剤治療を開始できそうでう。

2025/02/18

 

2/12、大腸内視鏡カメラを飲んでステントを入れた。

食事も再開となり、本日から
抗がん剤治療はじめて、2週間後には退院なると思っていたのに。。。

2/13
さっき外科の先生が来て、昨日撮ったCTを見ると、

入れたステントトがリンパ腫の圧力で小さくなって通路が細くなっている。
今日か明日、大腸カメラ入れて確認して、
もしかしたら患部切除する手術になるかもしれない。
との事です・・・((泣))

 

今の治療状態、
主治医は血液内科ですが、
大腸カメラ・ステント挿入は消化器内科、
手術は一般外科。
それぞれの立場から、これからどういう治療方針するか話す、私に。

一般外科の先生は、大腸カメラの結果次第では手術になると。
血液内科の主治医は、可能ならステントを別の補強したステントに入れ替えて、
すぐに抗がん剤治療を開始、抗がん剤が効けば縮小してテントへの圧もなくなる。
実際に作業する消化器内科の先生は、別のステント、網状ではなく空洞のステントに入れ替えが可能か確認する。あるいはさらに追加する事も考えている、との事。

結局、頑強ステントの在庫がないので取り寄せとなり、
カメラ検査は明日に延期になりました。

2025/02/01

 

先週は水曜入院だったが前日夜から再び腹痛が。

耐えられないので翌日予約無しで病院へ行ってそのまま入院。
主治医は、痛くなって入院、絶飲食後に自宅で過ごすと、再び再入院のサイクルを繰り返しているので、やはりこれは手術して患部を切除する方向を考えている、との事。

外科の医師がやってきて、人工肛門になり合併症や縫合不全などリスクは多くあるが口から食べられるようになりたいか、あるいは、点滴だけで自宅で静かに生活するか、どっちを望むか?と、突然問われ、そりゃあ自分口で食べたいと答えた。

その後、外科医の医師は、患者の治療方針決めるのは合議制なので、話し合った結果、人工肛門無しで患部だけ切り取るだけで済むかもしれない、さらにステントを使えば手術しないですむかも、と方針は変わっていき、結局来週に大腸カメラを入れて中を見てから方向を決める、となった。

毎日毎日痛みに耐えて疲れた。麻薬を使って欲しいと云ったのだが、腸の動きを抑え便秘になる可能性があるのでと、使ってもらえなった。ここ数日は痛みもおさまり、麻薬使用のOKも出たがもう使うほどでもない痛みとなっている。

 

2025/01/27

 

週末に一時退院となった。

入院中、吉村昭の「北天の星」を再読していたら、無性に肉を食べたくなった。

 

なので10:30の退院後、昼食はステーキ屋に直行。ランチステーキを平らげた。

やっぱ肉を食べたないといけない、とくに病人は・・・。

翌日の昼は境港のタラバ蟹を。

754円のたらばは、マアマアのお味だった。

今週の中頃には再び入院、

三度目の抗がん剤をLOVE注入する。

 

なつかしい風来坊

★★★★

1966年11月12日公開/シネスコカラー/90分/松竹大船/

製作:脇田茂 脚本:山田洋次、森崎東 監督:山田洋次

撮影:高羽哲夫 音楽:木下忠司 美術:重田重盛

出演-ハナ肇、有島一郎(東宝)、倍賞千恵子、中北千枝子、久里千春、山口崇、松村達雄、鈴木瑞穂、犬塚弘、桜井センリ

 

前作「運が良けりゃ」から8ヶ月後に公開された山田監督作。

「馬鹿シリーズ」主演のハナ肇のキャラと、東宝で活躍する有島一郎を絡ませた喜劇。この作品でハナと山田はそれぞれ第17回ブルーリボン賞主演賞と監督賞を受賞したが、私はラストのご都合主義が鼻につき、あと見は悪かった。

 

国の衛生局に務め、医師でもある有島一郎が、日雇い労務者であるハナ肇と出会う。何故か二人は馬が合い、有島の妻、中北千枝子ら家族に疎んじられながら親交が続く。

 

海に身投げする倍賞千恵子をハナが助け、医師でもある有島の家にやっかいになる。

次第にハナは倍賞に魅かれていく。

 

一般庶民の家庭に、破天荒なハナのキャラを放り込んだらどうなるか?

それがシナリオの発想の原点らしく、それはとても成功している。

ハナがいろいろ助けてくれる姿に接して、妻や娘、隣の奥さん、久里千春らは、手のひら返して歓待する。が、ラスト近く、ハナが倍賞を強姦しようとした疑惑がおこり、再びころっとかわり非難轟々となる。

 

ハナは警察に捕まり、以前の余罪も発覚して収監される。

そして1年後、有島は八戸へと単身赴任となる。

赴任先に向かう東北本線の車内で、有島は偶然、倍賞と出会う。背中には子どもが・・・。そしてハナがやってきて二人が結婚したことがわかる。

そして「終」。

 

このラストには納得できない。

それまでに倍賞がハナを受け入れるかも、と思わせる伏線が一つもなかった。

あまりにも唐突すぎる。

 

有島一郎にこそブルーリボンの助演賞を上げてほしかった。

 

以下Wikiより転載

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『なつかしい風来坊』
『なつかしい風来坊』は、1966年に、松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。ブルーリボン賞「主演男優賞(ハナ肇)」と「監督賞」を受賞した、初期の山田洋次作品ではもっとも評価の高い作品とされる。

伴源五郎(演:ハナ肇)と早乙女良吉(演:有島一郎)が劇中何度か歌っている歌は、灰田勝彦「燦めく星座」(昭和15年)。
源五郎と良吉が茅ヶ崎の海岸で釣りをするシーンで、本作制作・公開の前年である1965年に開業したばかりのパシフィックホテル茅ヶ崎が、二人の背後に小さく映り込んでいる。
 

運がよけりゃ

★★★

1966年3月19日公開/カラーシネスコ/91分/松竹大船/

製作:脇田茂 原案:山内久 監督・脚本:山田洋次 

撮影:高羽哲夫 音楽:山本直純 美術:佐藤公信

出演-ハナ肇、倍賞千恵子 、砂塚秀夫、花沢徳衛、田武謙三、武智豊子、藤田まこと、犬塚弘、桜井センリ、安田伸、穂積隆信、江幡高志、渥美清(特別出演) 

 

前作「霧の旗」公開から約10ヶ月後に公開された、山田洋次初の時代劇。

内容は古典落語を下敷きに、貧乏長屋を舞台にした喜劇映画となっている。

題名の「運が良けりゃ」は今ひとつイメージが沸かない。この題名から江戸時代を舞台とした長屋物だと連想する人は居ないだろう。

 

ハナ肇の短気で大笑いするキャラは少々飽きてきた。その妹の倍賞千恵子は、前作「霧の旗」の悪女から一転、監督好みの純情可憐な女を演ずる。クレージーの面々も出ているが今回は桜井センリが良い味を出している。

 

全編セットとオープンセットで撮影されていて、佐藤公信の美術はセット内に川が流れ、舟も行き来している凝りよう。かなり予算がかかっている印象。

 

金が無いのに女郎屋で豪遊する挿話は、すでに川島雄三が「幕末太陽傳」(1957年)で採用しているネタで、オチも含めてこちらは面白さに欠ける。最後の武智豊子活躍の「黄金餅」が一番面白かった。

 

見ていて一番印象に残るのは、オカマっぽい若旦那を演ずる砂塚秀夫。

当時、「網走番外地」シリーズなどに出演、岡本喜八監督に重用され、やはりオカマの役が多かった。

 

Wikiによると

日本大学芸術学部演劇学科に入学。歌舞伎研究会に入り歌舞伎の主役を務めるなどし、同時に俳優の森繁久弥や舞踏の花柳寿楽らに師事する。大学卒業後、劇団民藝の研究所を経て、1958年に俳優座養成所の第10期生となる。養成所卒業直前に岡本喜八監督に指名され、1961年に『顔役暁に死す』でデビュー。

とある。

 

オカマっぽいのは歌舞伎の女形的所作から来てるようだ。その女形に似た体の動きと、よく通る声で、ボンクラ若旦那をしなやかに演じている。

 

以下Wikiより転載

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『運が良けりゃ』は、1966年に松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。

概要
天明年間の江戸の貧乏長屋を舞台に、左官で暴れ者の熊(ハナ肇)と妹おせい (倍賞千恵子)の周辺で巻き起こる騒動を描いた人情喜劇。

「らくだ」「さんま火事」「突き落とし」「黄金餅」などの江戸古典落語を下敷きにした、山田監督最初の時代劇作品。

シナリオは『山田洋次作品集2』(1979年9月、立風書房)や落語作品集『真二つ』(1976年2月、大和書房)に収録されている。

霧の旗

★★★★

1965年5月28日公開/モノクロシネスコ/111分/松竹大船/

製作:脇田茂 原作:松本清張(中央公論社版) 脚本:橋本忍 監督:山田洋次

撮影:高羽哲夫 音楽:林光 美術:梅田千代夫 編集:浦岡敬一

出演-倍賞千恵子、滝沢修、新珠三千代、近藤洋介、露口茂、川津祐介、桑山正一、市原悦子、内藤武敏、三崎千恵子

 

松本清張原作の初めての映画化は1957年「顔」(大曽根辰保監督)。

その次が翌年に公開された野村芳太郎監督の「張り込み」。

これはキネ旬8位に入り興行的にも成功した。脚本は橋本忍で助監督は山田洋次が務めている。

 

「張り込み」のヒットで各社は競って清張物を製作、「共犯者」(松竹)、「影なき声」(日活)「点と線」(東映)、「かげろう絵図」(大映)、「黒い画集」(東宝)などが連続して公開されていった。

 

「馬鹿」シリーズ三作を終えた山田洋次は、1965年にこの松本清張原作のサスペンス「霧の旗」を監督している。カラーではなく敢えてモノクロを選択、高羽哲夫の的確なカメラ、林光の音楽も重層的に使われ、演出を助けている。

 

配役がドンピシャで、熊本から上京する気の強い倍賞千恵子の主人公。それに絡む高名な弁護士に滝沢修。愛人に新珠三千代。弁護士事務所の桑山正一のキャラクターも光る。

 

映画は復讐譚として、ラストまで貫き構成もブレない。

倍賞と滝沢が抱き合うシーンで、一瞬和解へと進むのかと思いきや、検事・内藤武敏が読む倍賞の手紙で、滝沢は弁護士を辞めざるを得ない窮地に落とされるのが、コワイ。

 

山田洋次の監督としての手腕は、この作品で広く認められたことだろう。

 

この悪女の復讐譚は人気女優から実力派女優への脱皮作品として

今までに実に9回、テレビドラマでリメイクされている。

 

以下Wikiより転載

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製作
本映画は当初東宝の企画として、橋本忍による脚本が書かれていた。しかし脚本を読んだ山田洋次が松竹に持ち込み、社長の城戸四郎と交渉の末、映画化が実現した。

山田洋次の発言によれば、「やっぱり城戸さんが「こんな犯罪ものなんて」「こんな暗い話」って、乗らないんですよね。だいぶスッタモンダしたなあ。最終的にはぼく(山田)が「もうしようがない」と思って、城戸さんのところへ行って「わかりました。サスペンスものなんてのは城戸さんはお嫌いだから、ダメだろうとぼくは最初から思ってたんです。だから、やっぱりそうだったかということで諦めます」と言ったら、「ちょっと待て。そこまでおれは心が狭い人間じゃない」と(笑)」。城戸さんってそういういいところがあったんです。「じゃあ、まあ、やるか」となって、それでようやく実現したんです」。

倍賞千恵子の柳田桐子役への起用は、「『下町の太陽』の女優に復讐させる」という橋本忍の提案を、山田洋次が採用したもの。皇居の前を桐子が歩くシーンは、脚本にはなく山田が現場で考えたが、山田は倍賞を「(無心になって)ただ歩いているというのが軽やかにできる人」と賞賛している。


打ち合わせの際、河野径子役の新珠三千代は「やりにくい」と言ったが、橋本忍は「主役は倍賞さんと滝沢(修)さんとあなたの三人。こういう場合、どうしても一人、損な役が出てきちゃうんですよ」と言い、納得させようとしたという。

興行成績
東映が本作の一ヵ月前の4月に公開した中村錦之助主演・田坂具隆監督の『冷飯とおさんとちゃん』が大コケ、早期打ち切りに遭ったのを切っ掛けに、本作と同時期に公開された三國連太郎主演・山本薩夫監督の『にっぽん泥棒物語』、山本監督『証人の椅子』(大映配給)、熊井啓監督の『日本列島』(日活配給)と、日本映画には珍しく宣伝期間もたっぷりかけ、日本映画の良心と高い評価を受けた秀作が、相次いで興行的にコケるというショッキングな事態が起きた。この煽りで本作と『ぜったい多数』(桑野みゆき主演・中村登監督)の二本立てもコケた。

 

原作

『霧の旗』は、松本清張の長編小説。兄の弁護を断った弁護士に対する、女性の理不尽な復讐を描く、リーガル・サスペンス。『婦人公論』に連載され(1959年7月号 - 1960年3月号、連載中の挿絵は山本正)、1961年3月に中央公論社より刊行された。

 

映画『張込み』の製作以降、松本清張と面識のあった橋本忍の発言によれば、当時著者は、アラブ人男性のフランス人医師に対する復讐を描くフランス映画『眼には眼を』を観て、今度はこういう(趣向)のを書きたいとさかんに言っており、そうした発言ののちに著者が本作を執筆したとされている。
本作は単行本化の際、最終回連載部分に原稿用紙30枚分の加筆がなされた。特に大塚の懇願に対する桐子の態度の描写や、第二の殺人に関する大塚の推理部分、桐子が検事に宛てて送った手紙の部分が大幅に加筆、精緻化された。
 

☆映画でのリメイク

1977年12月17日公開「霧の旗」東宝配給
監督    西河克己 脚本    服部佳
出演者 山口百恵、三浦友和、三國連太郎
 

1977年12月17日公開。製作・配給は東宝。西河克己監督。山口百恵映画主演作品。現在はDVD化されている(ただし今日では不適切な表現が多く"ピー音"で処理されており、不完全版となっている)。
8億8900万円の配給収入を記録、1978年(昭和53年)の邦画配給収入ランキングの第8位となった。

本映画は山口百恵と三浦友和の通算7作目の共演作品であり、監督の西河克己は、『伊豆の踊子』をはじめ、多くの作品でメガホンを取ってきたが、本作が百恵映画としては最後の監督作品となった。
西河は当初、百恵に悪女を演じさせるのはまだ早いと考え、柳田桐子役を演じることに反対していた。しかし、百恵は強くこだわり、「歌にもいろんなレパートリーがあるように、映画の私の役柄にもこういうのがあってもいいんじゃないか」と答えた。西河は百恵の演技の中で「ウソのつき方」に注目、百恵が大塚弁護士、阿部啓一、取り調べの刑事、それぞれに対して、「ウソをつく時の胸算用」を表情を変えながら細かく表現し、これが細かな演技指導によるものではなく、もともと本人がもっている人間的迫力が出たのだと、西河は評価している。
原作と比べて、三浦友和が演じる阿部啓一の登場場面が多いことが特徴の一つとなっており、原作にはない阿部と桐子の恋愛感情が描かれている。三浦はできるだけ原作に近くなるように「恋人らしくない」セリフ回しを心がけたとされている。また、三國連太郎は、1969年版テレビドラマに続いて、2度目の大塚弁護士役を演じている。
同時上映
『惑星大戦争』監督:福田純。主演:森田健作、浅野ゆう子、宮内洋。
 

☆テレビドラマでのリメイク

1967年版「霧の旗」
脚本    須川栄三
演出    奈良井仁一
出演者    芦田伸介、広瀬みさ、草笛光子
 

 「霧の旗」 1969年度連続ドラマ
脚本    大野靖子
演出    宇留田俊夫
出演者    栗原小巻、三國連太郎、菅貫太郎
制作    フジテレビ
第7回ギャラクシー賞、第10回期間奨励賞受賞作。

1972年版「霧の旗」
ジャンル    テレビドラマ
脚本    石堂淑朗
演出    大原誠
出演者    植木まり子、森雅之、岡田茉莉子
制作    NHK
第12回日本テレフィルム技術賞・奨励賞受賞作品


1983年版「松本清張の霧の旗」
脚本    市川森一
演出    せんぼんよしこ
出演者    大竹しのぶ、二谷英明、小林薫


1991年版「松本清張作家活動40年記念 霧の旗」
脚本    橋本綾
演出    出目昌伸
出演者    安田成美、田村高廣、大和田獏

1997年版「松本清張スペシャル 霧の旗」
脚本    古田求
演出    富永卓二
出演者    仲代達矢、若村麻由美、三浦浩一

2003年版「松本清張サスペンス特別企画 霧の旗」
脚本    石原武龍
演出    脇田時三
出演者    古谷一行、星野真里、風間トオル


2010年版「生誕100年記念 松本清張ドラマスペシャル 霧の旗」
脚本    中園健司
監督    重光亨彦
出演者    市川海老蔵、相武紗季、東貴博


2014年版「松本清張 霧の旗」
脚本    浅野妙子
監督    藤田明二
出演者    堀北真希、椎名桔平、高橋克実
「松本清張二夜連続ドラマスペシャル」の第二夜として放映。今作では、柳田正夫は桐子の兄ではなく弟で、知的障害者という設定となっている。障害ゆえに純粋な心を持つ弟を、桐子が半ば生き甲斐としていたことが、復讐への強い動機となっている。結末は原作とは若干異なる。視聴率12.8%。本作はDVD化はされていないが後にネット配信は行われている。