オールを取り戻すまでの話 34 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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オールを取り戻すまでの話を

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前回の話はこちらから

 

オールを取り戻すまでの話 33

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 
 
 
 
 
Y氏と逢い続けていた私ですが
もう一人の女の存在もあって
ちょっとでも綺麗になろう!
ちょっとでも痩せて美しくなろう!
と、思いはじめます。
そうすることで、Y氏の気持ちが
より私の方に向いてくれることを
望んでいました。
 
 
 
少しやせ始めた頃の写真。
栄養士として
白衣を着て仕事をしていました。
 
 
 
 
少しずつお洒落も意識し出しました。
前髪を巻き上げ、少しだけおろす・・・
という、当時流行っていた髪型です。
ソバージュ・・・懐かしい!(笑)
 
 
 
 
後ろから見るとこんな感じ。
肘の辺りまで、髪を伸ばしていました。
 
 
 
 
今思うと・・・
Y氏への、持て余すほどの熱い思いと
例の女への恨みつらみと
本当は何がしたいのか理解できない
自分自身へのジレンマ・・・
そんなものが
この長い髪の毛、1本1本に
絡みついていた様に感じます。
 
女の髪の毛って、やっぱり怖いね(笑)
 
 
 
 
 
 
この2枚の写真は
両方ともY氏に撮ってもらったものです。
逢っている時は幸せそのものでした。
 
 
 
でも、Y氏と離れて一人になると
その幸せな気持ちが一変してしまいます。
寂しさや嫉妬や妬みなんかの感情で
ぐちゃぐちゃになっていました。
 
 
 
 
 
Y氏と逢っていたある日・・・
いつもは自分の気持ちを隠して
「あなたと逢っているこの時間がある、
そのことが幸せ。
それだけでいいの!」
みたいな風を装っていた私ですが
お酒を飲んで酔ってしまったのか
Y氏に抱きついて
わ~わ~泣いて
愚痴愚痴言ったそうです。
覚えていません(笑)(笑)(笑)
しかも・・・
部屋が空くのをまっている
ラブホのロビーで。。。(笑)
 
 
 
 
次にY氏に逢った時
「もっとクールな子やと思ってた」
「僕が苦しめてるんやな、ごめんな」
「下は正直やのに・・・
上は何も言わへんから」
と言われてしまいました(大爆笑)
 
 
 
 
 
そうなんです。。。
入院中に知り合ったKさんとNさん。
彼等とは比較にならないほどに
私とY氏の相性が良くて。。。(笑)
それもあって、
あの快感を他の女にも与えている
っていうのが許せなくて許せなくて
嫉妬の炎を燃え上がらせてしまいます。
 
 
 
 
 
Y氏は人生を楽しむ達人だった、と
別れてしまった今でも、そう、思います。
どうすればもっと楽しめるのか?を
いつも考えて、それを実践していました。
今ある状況を100%受け取って
とことん楽しんでいる人でした。
趣味のスポーツもとことん楽しんで
遊びだけでなく仕事も当然ガンガン!
・・・そしてセ ックスも・・・・・
だから・・・
性的な経験値の少ない私でしたが
少しずつ、Y氏の影響を受けていきます。
 
 
 
 
 
今までにも何度も書いてきましたが
元々の私は、
自分に自信が無くて『私なんて……』
の、塊の様な存在でした。
そして、その事が
周りの人にばれるのが怖くて
虚勢を張り続けていました。
 
 
 
そんな私ですから・・・
裸になっても
自分をさらけ出せずにいました。
快感のままに反応することも恥ずかしく
どこかで自分を制御するのが当たり前。
なのでいつも……
私だけがベッドの上へ上へと
ずり上がって行くんです。
恐いですよね(笑)
Y氏との全てを享受したいと
意識ではそう思っているのに
『私なんか……』と無意識で思っているから
少しでも感じない様に、反応しない様にと
上へとずり上がってしまう。。。(笑)
よく下に引きずり下ろされていました。
「逃げんでもええやん!」って( ´艸`)
 
 
 
もっと感じたらいい。
むちゃくちゃになってもいい。
どんな声が出てもいい。
素直に感じたらいい。
Y氏は繰り返し繰り返し、
私にそう言い続けました。
 
 
 
この人は、全部受け止めてくれる。
どんなに恥ずかしい格好になっても
笑ったりバカにしたりはしない。
そう思えた私は
少しずつ、自分を解放していきます。
 
 
 
感じることを自分に許しました。
どんな声が出ても
どんな格好になっても
どんな恥ずかしいことになっても
この人の前では大丈夫。。。
 
 
 
すると、
本当にどんどん解放されていきます。
最初は恥ずかしくて
死にそうに感じたことにも
どんどん慣れていきます(笑)
快感を求める事に貪欲になっていきます。
あんなに、下に引きずり下ろされていたのに
気付けば・・・
自分からY氏にくらいついて行く私に
変わってしまっていました。
 
 
 
体の反応は正直に素直に出せる……
そんな私に変わっていけたのですが
相変わらず、
自分の考えや欲求や要望は
言葉では、全く言えないままでした。
っていうか……そういうのは
言うもんではない。
口に出すものではない。
言わなくても解って欲しい!
……そう、思っていました。
 
このあたり・・・実は
母親とそっくりなんですよね。
父に対して、言葉で何かを伝える
という事をしなかった母でした。
 
 
 
我儘ですよね~
自分が何を求めているのか
それをちゃんと相手に伝える事もせず、
私が求めている物を
あなたが理解して、予想して、
それを私に与えて頂戴!って
「女王様か!」って感じ・・・(笑)
 
 
 
 
 
体の喜びが深くなるにつれて
私の心の中で、嫉妬の炎は
どんどん燃え盛っていきます。
自分が作り上げた被害妄想なんですが
Y氏が与えてくれる喜び・快感・・・
それを、あの女も感じている!という
事実が私を苦しめ続けます。
(事実かどうかは?ですけどね)
 
 
 
あの女とは次にいつ会うのか?
二人の間でどんな会話がされるのか?
私とのセ ックスでは得られない
どんな快感を・・・どんな楽しみを・・・
Y氏とその女が享受しているのか?
とか、とか、とか・・・
 
 
 
これらの気持ちに取り憑かれてしまうと
何も手につかなくなってしまいます。
仕事をしていても
車を運転していても
道を歩いていても
自分が自分でいられなくなるような
急に叫びだしたくなったり
急に泣き出したくなったり
情緒不安定の日々を送っていました。
 
 
 
 
 
そして・・・
どうしようもなくなってしまった私は、
ある日、バッサリと髪を切ってしまいます。
 
 
 
 
髪の毛をバッサリと切る事で
自分が勝手に作り上げている
妄想のあれやこれやも一緒に
バッサリ捨て去って
この苦しみから逃れられないか?
そんな事を考えました。
 
 
 
なんて、浅はかな考え。
でも・・・
こんなバカな事しか思いつかなかった。
それほど追い込まれていました。
 
 
 
 
 
そして・・・
日本中に大激震がはしる
例の大災害が勃発していきます。
 
 
 
 
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