オールを取り戻すまでの話 29 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

毎週日曜日は

オールを取り戻すまでの話を

書いています。

 
 
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前回の話はこちらから

 

オールを取り戻すまでの話 28

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 
 
 

 

 

Kさんという50歳代の男性と

初体験を経験した私。

この1年は、私の人生の中での

第一次「モテ期」となりました。

 

 

 

入院していた数か月の間に

10名ほどの男性と知り合いました。

その中にはKさんもいましたし、

もう一人の40歳代のNさんもいました。

私のことを姉の様に思ってくれていた

高校生の男の子、

全身、大やけどをおってしまい

何度も皮膚移植を受けていた男性、

工事現場で指を切断してしまい

その指を再生させる為に

自分のお腹の中で肉を巻かせる

という・・・なんともすごい治療中の

若いあんちゃんなどなどなどなど・・・

 

 

 

病院というある種、閉ざされた、

日常とは異なる空間で、

何日も何日も顔を合わせ、

互いの色々なことを話ししあう・・・

そんな、かなり特殊な世界の中で

人生初のモテ期を楽しんでいました。

 

 

 

 

 

退院後、私は、Kさんだけでなく

Nさんとも会うようになりました。

Nさんは、アパレル関係の社長で

真夏に麻のジャケットを着るような

かなりお洒落に気をつかう人でした。

しかも、そのジャケットは辛子色という

( ´艸`)

 

 

 

Kさんは石鹸のような体臭だったのですが

Nさんはちょっと体臭がきつくて

よくオードトワレをつけていました。

 

 

 

 

 

いきなり、不倫

しかもダブル・・・

 

 

 

私は私自身が信じられませんでした。

こんな事が出来る人だったんだ・・・私。

 

不思議と、

罪悪感はこれっぽちも出て来ません。

 

 

 

 

 

当時の私を例えてみると。。。

 

長い間、砂漠を歩き続けていたので

喉はカラカラ。

そんな状態の私の目の前に

何故か、急に、何本ものペットボトル。

喉の渇きを癒すために

手あたり次第、何本もの水を

飲みまくってしまった。。。

 

そんな感じでしょうか(笑)

 

 

 

Nさんとも半年ほどで

会わなくなってしまいました。

ようやっと・・・

喉の渇きが癒えたんでしょうね(笑)

 

 

 

 

 

その当時、私は大学時代の友達と

あちこち旅行するのが趣味でした。

その頃の写真です。

 

 

 

 

 

 

国内だけでなく、海外にも行っていました。

職場のE氏が、大の旅行好きだったので

ガイドブックには載っていないような

観光の楽しみ方や、お勧めのお店など

情報を貰っては遊びに出かけていました。

 

 

 

 

 

当時の私と、今の私を比べると・・・

今の方がかなり体重が増えています。

でも、セルフイメージは

今の方が高いんですよね。。。

 

今、当時の体重に戻ったら、

「なんでこんなに(今と比べて)細いのに、

自分の体形を醜いものと思っていたのか?」

と、不思議に感じると思います。

 

 

 

一応、ウエストもくびれていたし、

おっぱいも上を向いていたし、

それより何より・・・背中に

こんなにも肉が付いていません(笑)

それなのに

「自分は太っている」と思っていました。

(まぁ、実際・・・標準よりは太めでした)

「こんな醜い体でごめんなさい」と

KさんやNさんに対して感じていました。

でも、そのことを口には出せません。

 

 

 

実際に

男性とセックスするようになっても

私の本音は、まだまだ自分を

認めることが出来ていませんでした。

 

 

 

 

 

そんなある日、車で事故を起こした私。

事故を起こしてしまった私は、

その状況にどう対処していいのか

さっぱりわかりませんでした。

教習所で教わったはずですが

いざとなったら、全く役に立ちません。

相手の言う通りに動くしかありません。

とても心細かったのを覚えています。

 

 

 

この話しを職場の看護師さん・・・

例のY氏のお友達の看護師さんに

話す機会がありました。

私は、この話しがY氏に伝わるとは

全く思っていませんでした。

 

 

 

しかし、数日後、例の看護師さんが

私に渡すものがある、と言いに来ました。

Y氏からのプレゼントでした。

「抜け道ガイドブック」

 

 

 

今でこそ、

多くの車にカーナビが付いていて、

道に迷う事はほとんどないと思いますが

30年近く前の時代では

地図に頼るしかなかったんです。

しかも、どの道を走れば早く到着できる!

なんて情報は皆無の時代・・・

抜け道のガイドブックがある事自体、

私にはびっくり!でしたが・・・

それ以上に、

Y氏が、「私の事を気にかけてくれた!」

という事が信じられませんでした。

 

 

 

もう会う機会もないかもしれない・・・

きっと私なんか忘れられてるに違いない。

素敵な彼女と楽しく遊んでるのだろうな~

そんな風に考えていた、当時の私。。。

そんな私にY氏からプレゼント!

舞い上がりました~ラブラブラブラブラブラブ

 

 

 

ただ、本を1冊頂いただけなのに

それなのに、天にも昇る心地・・・

いや・・・昇ってしまいました(笑)

 

 

 

でもこの後に、私から

何かアクションを起こすことは出来ません。

例の看護師さんに

「よろしく伝えておいてください」

と言うのが精一杯でした。

 

 

 

天に昇った後なので

余計に、何も出来ないことが歯がゆい

というか・・・悲しい!

喜ばすだけ喜ばしといて、これでまた

きっと、そのままこのまま

会えないんだよね、きっと。。。と

余計に落ち込みました。

 

 

 

 

 

そんなある日、

Y氏がやってきました。

私に逢いに・・・

 

 

 

 

 

続きはこちらから

ここまでの話はこの記事を参照に。