オールを取り戻すまでの話 28 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

毎週日曜日は

オールを取り戻すまでの話を

書いています。

今年、最初の投稿です。

 

 

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前回の話はこちらから

 

オールを取り戻すまでの話 27

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 
 
 
 
 
自分というものにまるで自信がなく
鬱々と生きていた私でしたが・・・
 
 
 
入院先の喫煙所での体験で
「私・・・もててる?」
「私にも価値がある?」
・・・と、ある種・・・
良いように勘違いした私( ´艸`)
セルフイメージが180度、
変わってしまいました。
 
 
 
変わってしまったものは、もう二度と、
もとに戻すことは出来ません(笑)
 
 
 
私にも価値があったんだ。
私にも人に好かれる事があるんだ。。。
そうなると、
体験する世界が変わっていきました。
 
 
 
 
 
私の頑固な腎臓結石は
1度の衝撃波手術では壊れきれず
2度目の手術を受けることになりました。
何千発もの衝撃波でも壊れない頑固な石。
 
 
 
1度目の入院からあまり時間をあけずに
2度目の入院となりましたが、
再入院して部屋に入ると・・・さっそく、
以前から入院していた高校生の男子が
「待ってたよ~」
「寂しかったわ~」
「今度はどれくらい入院してるん?」
って、まるで正月帰省した姉ちゃんを
今か今か!と待ってる田舎の弟みたい(笑)
 
 
 
そんなに存在を待たれていた事に
びっくりと嬉しさを感じました。
 
 
 
2度目の入院では更に
喫煙所のメンバーが増えていました。
50歳代のおっちゃん、1名。
40歳代のおっちゃん、1名。
入院したその日からお友達になりました。
 
 
 
 
 
こちらの「夢の中の話

「セックスを知らずに死にたくない!」

でも書きましたが、

当時の私は未だセックス未体験者。

「処女」である自分を持て余していました。

 

 

 

体験こそ無かった私ですが、

そっち方面の情報は半端なく持っていて

既に、小学校の3年生くらいには

赤ちゃんがどうやって造られて

どこからどんな風に誕生するのか

詳しく知っていました。

まぁ、頭でっかちやったんですな。。。(笑)

 

 

 

しかも、こちらの「子供であるな

にも書きましたが・・・

「早く大人になりたくて仕方がなかった」

そんな私。。。

初潮を迎えたのも人より早く、

おっぱいが大きくなるのも嬉しくて

体の準備はばっちりだったんですよね~

 

 

 

 

 

体の準備が出来ていたのに

セルフイメージが悪すぎて自信がなく

心の準備がまるで出来ていなかった、

そんな私でしたが・・・

 

 

 

体の準備だけでなく

心の準備も出来た途端に。。。

世界が動き出しました。

 

 

 

 

 

そこそこ、ええ年になっていたもので

そうなると・・・最初の相手がどんどん

難しくなってくるわけでして・・・あせるあせるあせる

「おまえ、まだ処女か?」とか

「今まで男知らんかったんか?」とか

そんな風に言われたり、

バカにされたりしたら、死にたくなるし

相手も殺したくなりそうでしょ(笑)

まぁ、そのあたりの人を観る眼は

持ってるつもりでしたが・・・

自分が選んだ最初の相手が

そんな、おバカな痛い奴だけは避けたい!

そういう初体験だけは避けたかった私。。。

 

 

 

 

 

新しくお友達になった、2人のおっちゃん。

その内の1人。50歳代のKさん。

彼も腎臓結石での入院。

運送会社の社長でした。

子供が2人。もう成人していました。

そんなKさんが

私に、急接近して来ました。

 

 

 

1度目の入院の時にも

50歳代の同じような既婚者がいました。

愛人がいて、その彼女の話も面白くて

随分親しくさせてもらってましたが

何かが違うんですよね。。。

Kさんといると、安心感が半端なかったし

私のどんな話も笑って聞いてくれました。

 

 

 

これまでは、私が

彼等・彼女等の話を聞いていたのですが、

Kさんは、私の話を聞いてくれました。

私が処女だと言う事も話せました。

今までは恥ずかしくて・・・

誰にもそんな話をしたことが無かった私。

 

 

 

Kさんは・・・

「私が未だ処女で、それを持て余してる事を

知ってくれている。

でも、その事で

私をバカにする事は絶対に無い。」

これ以上の安心はありませんでした。

 

 

 

 

 

退院してから、何度となくデートしました。

でも、さすが50歳代の既婚者。

全然、急ぎませんでした(笑)

私がほんとにしてもいい!って思える

その時を待ってくれていたようでした。

「おまえに無理やりしてもしゃぁ~ない」

・・・そんな風に言うて、笑ってました。

 

 

 

 

 

今から30年ほど前の話なのに、

私はその日の事をよく覚えています。

自分がどんな服を着ていたのか。。。

その日のデートで何を食べたのか。。。

どこのホテルに入ったのか。。。

どんな風に服を脱がされたのか。。。

 

天井に鏡が張ってありました。

自分の姿を見ていました。

Kさんの動きも見ていました。

滑稽な動きの2人。

笑いそうでした。。。

 

初体験からちゃんと快感がありました。

Kさん、びっくり(笑)

 

 

 

嬉しかった~

最初の相手がKさんで良かった。

とっても大事に扱ってくれたし

ちゃんと私の表情や動きを感じて

始終、丁寧に対応してくれました。

実はKさん・・・

石鹸のような体臭だったんです。

その体臭がとっても好きでした。

 

 

 

 

 

後々、ある人が

「可哀そうに、最初から不倫だったのね」

って、私に言い放った事がありました。

殺してやろうかと思いましたよ(笑)

 

 

 

可愛そうでもなんでもありません。

私の、「ファザコン」という問題が

根底にあったのですが。。。

私がちゃんと自分の「意思」で選んだ人。

さらに、当時の私の「無意識」

「これ以上ない、最適な人」と選んだ人。

 

 

 

不倫だから、とテメエの尺度で

テメエの正義を振りかざしたその人を

私は許さない!と思いましたが

今となってはどうでもいいです(笑)

その人の問題ですから。。。

 

 

 

 

 

それまでの空白を埋めるように

私はKさんに逢い続けました。

ある日、

Kさんがぼそっとつぶいた言葉。

その言葉は。。。実はその後の

私そのものを表す事になっていきます。

 

 

 

「まだまだ若いからって

不倫を続けてたらあかんで。

はたと気づいたその時には・・・

もう、手遅れになってるもんや」

「気~つけろや」

 

 

 

おいおい!お前が言うな!

って、今ならツッコミますが( ´艸`)

当時の私は

「そやね~」と笑い飛ばしました。

 

 

 

結局、Kさんとは半年ほどで別れました。

 

 

 

 

 

そんなある日の朝。。。

車で通勤していた私は

渋滞の中で、一瞬、睡魔に襲われ

ブレーキから足が離れてしまいます。

前にいたトラックのバンパーに

ぶつかってしまいました。

ただ、渋滞に巻き込まれていた為

私の車にも、相手のトラックにも

ほとんど傷もない、軽い事故ですみました。

 

 

 

 

 

この事がきっかけとなり

Y氏との話が進んでいきます。

 

 

 

続きは

こちらから。

 

ここまでの話はこの記事を参照に。